yoshimotokogyo

No Picture

国連、吉本興業とのSDGsコラボは続行「ピンチをチャンスに変えてほしい」 闇営業問題で

吉本興業のSDGsの取り組みの特設ページ

「闇営業」問題を巡って批判が殺到している吉本興業について、連携してSDGsの普及活動に取り組んでいる国連広報センターは7月23日、今後も同社との連携は続けるとの意向を話した。センターの根本かおる所長は「ピンチをチャンスに変えて、より良い、より強い会社になってほしい」とハフポスト日本版の取材に答えた。

吉本興業は、2017年から国連と「コンビ」を組み、日本での「SDGs(持続可能な開発目標)」の知名度や意識の向上に携わっている。

SDGsは、世界が抱える課題解消を目指すために国連が2015年に採択した目標。環境保全からジェンダー平等、働きがいや経済成長まで17の項目がある。

吉本興業はこの普及活動の一環として、所属芸人らがSDGsの活動を推進する動画を制作したり、イベントを実施したりしてきた。

(参照: https://www.yoshimoto.co.jp/sdgs/ )

国連広報センターの根本かおる所長によると、芸人が出演する動画の制作は国連が同社側に発注している。金額は「公表できない」という。一方で、吉本興業が行なっているその他のSDGsイベントは同社が独自に主催。国連は「協力」や「後援」として携わっているという。

波紋呼ぶ反社会的勢力への闇営業問題。社長の“圧力“発言も…

一連の問題をめぐっては、吉本興業から処分を受けた宮迫博之さんと田村亮さんが独自に会見し、岡本昭彦社長から圧力とも取れる言動を受けていたことを告発。吉本興業の対応にも厳しい声が寄せられている。

吉本興業の岡本社長は22日、記者会見で謝罪し、今後の対策として「コンプライアンスの徹底」と「芸人・タレントファーストで物事を考える」ことを強化すると宣言した。

SDGsの中には「働きがい」の向上について言及する目標も設定されているが、根本所長は、「今後吉本興業内で枠組みなどが改善、向上に向かうことを期待している」とコメント。

「吉本興業さんは強いコミットメントを持って、SDGsに取り組んでくださっており、とても感謝しています。引き続きこの関係やSDGsの活動は続行します」とし、同社との連携を続けていく意向を明らかにした。

根本所長は関西出身。過去には海外での難民支援の活動の際、「お笑い」の力を実感した経験があるという。今回の問題を受けて、「ピンチをチャンスに変えて、より良い、より強い会社になってほしい」と話した。

Read More

No Picture

加藤浩次、退社か「気持ち決まってる」。吉本興業社長の会見受けて『スッキリ』で

お笑い芸人の加藤浩次さんが7月23日、番組MCを務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、「今日夕方、大崎会長と話をします」と、自らの吉本興業の退社の可能性について言及した。

反社会的勢力の会合に出席し金銭を受け取ったとして吉本興業から契約を解消された宮迫博之さん(その後撤回)と謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮について、22日に開かれた同社の岡本昭彦社長の会見を受け、話し合いの機会を持つことを決めた形だ。

加藤さんは22日放送の同番組で、「経営側が絶対変わらないとダメ。僕はこの状況が変わらないなら、僕は退社します」と明言していた

加藤さんは23日の番組内で、「今日夕方、大崎会長と話をします。昨日(22日)の放送で、状況が変わらなければ、僕は退社しますと話しましたんで」と語った。

「話をしてみないとわからない」とした上で、吉本興業を退社する可能性について言及した上で、「僕は気持ちとしてはもう決まっている」と、自身の意思は固まっていることを明かした。

加藤さんは22日の同番組の放送で、「(吉本の)経営側が絶対変わらないとダメ。僕はこの状況が変わらないなら、僕は退社します。昨日(21日に)ずっと考えていて…そう思いました。意見するような形になって申し訳ないんですけど、そういうつもりでいます」と、訴えていた。

所属する吉本興業に対して、「僕は吉本興業に30年在籍しているけど、岡本社長から“家族”という言葉をかけられたことは一度もない。一度も。だから今更そんな風に(家族だというように)言われても、全く心には響いてこないですよ」と厳しい言葉を残した。

加藤さんによれば、夕方行われるとみられる大崎会長との話し合いには、岡本社長は同席しない見通しだという。


No Picture

「吉本芸人は長いクサリにつながれたままだ」 岡本社長の会見では何も解決されなかった

それぞれ記者会見をした、吉本興業の岡本昭彦社長と宮迫博之さん

お笑い芸人の「闇営業」問題で、吉本興業の岡本昭彦社長が記者会見を開いた。岡本社長はときどき涙を流し、自身の減俸と、宮迫博之さんの契約解除を撤回することを明らかにした。本当にこのような形の「解決」でいいのか。

芸能人と働きかたの問題を長く取材し続けてきたライターの松谷創一郎さんと一緒に会見を振り返った。ルールをきちんと決めず、「身内」のあいだで問題を処理してきた、かつての「古い日本企業」の姿を思い出すような会見だった。

涙を流しながら、宮迫さんや田村さんに「戻ってきて」

 「改めて(宮迫さんや田村さんと)ミーティングをさせていただき、いつの日か戻ってきてもらえることがあるならば全力でサポートしたい」

 7月22日、東京都内で開かれた記者会見で岡本社長は話した。契約解除を言い渡した宮迫さんに対して、「処分を撤回」する方針を明らかにしたのだ。

 会見は5時間半続いた。松本人志さんの名前も出しながら、「芸人ファーストが実現できていなかった」「吉本は全員がファミリー」と涙をうかべた。

 宮迫さんはまだ何も発言していないが、吉本側の「温情」によって一件落着、というムードさえただよう。

涙をぬぐう吉本興業の岡本昭彦社長

「親分が動いて仲間うちで解決した」

 ライターの松谷さんはこう解説する。

 「予想通りの展開ですね。『親分』が動き出したことで、仲間うちの論理で解決するのではないかと思っていました」

 親分とはダウンタウンの松本人志さんのことを指す。松本さんは7月20日、「後輩芸人達は不安よな。松本動きます」とツイートを投稿。翌日21日のフジテレビ系「ワイドナショー」で、「吉本興業内に、もうひとつ松本興業やないですけれども、僕の部署を作ってくれ。(問題を起こすなど)やらかした子たち、イエローカードの子たちを俺が引き取るから」と申し出たことも明らかにした。 

後輩芸人達は不安よな。

松本 動きます。

— 松本人志 (@matsu_bouzu) July 20, 2019

松谷さんは「後輩の芸人を松本人志さんが『子たち』と呼んでいる時点で、体育会系の家族的な『タテ社会』だなということが分かります。それぞれの芸人達は立派な社会人であり、一人のプロです。『子たち』というのには違和感があります」と話す。

 「松本人志さんはワイドナショーで『岡本社長と宮迫が乳首相撲をやること。これですべて解決する』と冗談を飛ばしていました。親分を中心に義理や人情、そして時には『笑い』で幕引きをはかろうとしているのでしょう」

松本人志さん

パワハラを否定、「身内に言う感覚」

 そもそもこの問題のポイントは、①吉本興業と反社会勢力の関係 ②「全員クビにする」などとする岡本社長のパワハラ疑惑 ③芸人との契約が口頭である点、などだった。

 岡本社長は22日の会見でこうした疑問を次々とぶつけられた。

 ①については、タレントが反社会勢力からの写真や宴席など断りづらい場面に追い込まれた場合、相談ができる「ホットライン」を設置することで関係を断ち切っていくという。また、②については「身内の感覚で『ええ加減にせえ』という意図で言った」と明かし、パワハラのつもりはなかったと釈明した。③については、あいまいな答えで終わった。

 松谷さんは反社会勢力との付き合いだけでなく、②と③の点を疑問視する。

 「身内という言葉が象徴的です。身内だから、キツいことを言ったり自分の都合が通ったりするだろうという甘えがある。でも、今回は長年の付き合いがある宮迫さんや田村さんですら『これは違う』と思った。ジャニーズ事務所と同じですね。元SMAPに生放送で謝罪をさせたときは、きっとファンも含めて『身内』なら分かってくれるだろうという気持ちがあったが、『公開処刑』だととらえられた」

吉本興業は、反社会的勢力とのイベントの関係をパネルで説明した

 ファミリー的なノリについていけない芸人も

 松谷さんが独自に取材したところ、吉本興業の約6000人の芸人の中には、吉本の「ファミリー的なノリ」についていけない人も出てきているという。

 「松本さんの周りにいる芸人は、家族のように守られている。でもそれ以外のグループのタレントや売れていない芸人には恩恵が回ってこない。何より契約が口頭ベースであいまいなので、『自分がどの仕事でどのぐらいもらっているのか、給料の明細を知りたい』『副業が出来る時代、芸人はどこまで何をやっていいのかハッキリと教えてほしい』などの声があがっています」

 松谷さんは続ける。

 「吉本にとって、紙の契約書ではなく、口頭による当事者の合意のみの『諾成契約』の方が都合がいいのでしょう。ちゃんとした契約書がないからこそ、今回の宮迫さんのように、トップの『思い』だけで、いつでも契約を解除したり、いきなり復帰させようとしたりできる。タレントさんが他の事務所にいける『移籍の自由』があるかもわからない。すべてを曖昧にすることで、芸人さんに『長い鎖(クサリ)』をつけているのです。ある程度までは自由に動けるが、いざとなったらグイっと引っ張られる」

大崎洋会長

「契約書を超えた信頼関係が吉本らしさ」

 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さんも日本テレビ系「スッキリ」の中で、「『吉本興業はどういう考えであなたとこういう風に契約しますよ』ということを私は口頭でも聞いた覚えはないですし、『会社にいくら入ってあなたの取り分はこうです』とか他の問題に関してもない」と発言していた。

 吉本の大崎洋会長は紙の契約書を本格的に導入することを度々否定している。毎日新聞のインタビューでは「100年以上の歴史の中で、契約書を超えた信頼関係、所属意識があって、吉本らしさがある」と発言している。

 吉本の大崎会長も、岡本社長も、もともとマネジャーなどの立場で、ダウンタウンの松本人志さんを支えて長年苦楽をともにしてきた。松本さんも大崎さんを「アニキ」と呼び、「大崎さんがいなくなったら僕は辞めますね」と発言している。

 ハフポスト日本版はこの日の会見で直接、岡本社長に「減俸50%」の根拠や契約のあり方を見直すつもりはないかを聞いたが、明確に答えられなかった。会見では「身内」という言葉が使われるなど、吉本は明確なルールを作るよりも、かつての日本企業のような「家族的な経営」を重んじているのかもしれない。

記者会見で謝罪する岡本昭彦社長

 日本は戦後、「終身雇用」「年功序列」など家族のような「日本型経営」を武器に成長してきた。日々の仕事を長年の信頼関係をもとにまわし、オープンなルールよりも暗黙知をつみあげて、上司や同僚らとの「貸し借り」を大切にしてきた。労働組合も、欧米で主流の企業をまたぐ労組とくらべて、会社ごとに組織する「企業別労組」が強く、労働者側も経営側も同じ釜の飯を食いながら、一緒になって成長してきた。

 ところが、こうした「日本型経営」は戦後の経済成長が終わると、ほころびが目立つようになった。グローバル化などで、経営陣を外部から招き入れたり、転職なども広まったりした。長年の信頼関係より、きちんとしたルールをもとに組織をまわすようになった。激しい競争でリストラが進むと、労使関係もギスギスして、かつての良好な関係を結びにくくなった。働き方改革も進み、社員ひとりひとりの仕事のスタイルも多様化している。

頭を下げる岡本昭彦社長

 「第三者委員会の設置を」

 松谷さんはこう話す。

 「芸人さんの世界は一般企業とは違う面もあるのは分かる。だったら芸人さんに『口頭契約』が良いのか『紙の契約』がいいのかを選んでもらえればいい」

 「6000人も芸人さんがいると、それぞれの考えがある。売れてない芸人にとっては、『いつか売れるかも』という思いがあるので、口約束をもとに吉本側にお世話になりたいという人もいる。一方、契約書できちんと期限を決めて、売れなかったらフリーになって直営業をもとに自分の力で稼ぎたい人もいる。事務所を移籍したい場合のルールづくりも文書でするべきです」

 「今回の会見で明らかになったような、減俸や宮迫さんへの処分撤回では、根本的に何も変わっていない。パワハラはあったのか、会見の希望を押さえ込んだのか。反社会的勢力との関係をどう断ち切るのか。解決策についても身内で決めるのではなく、第三者委員会を設置して、さまざまな芸人さんのニーズを洗い出し、ゼロから会社の体制を変えるべきではないでしょうか」


No Picture

吉本興業・岡本社長会見に芸人の不満噴出 「芸人を守ってくれてるように思えない」

NON STYLEの石田明さん(左)と天竺鼠の川原克己さん

吉本興業の複数の所属芸人が反社会勢力の関与するパーティーに出演し、事務所を通さずにギャラを受け取っていた「闇営業」問題を受けて、同社の岡本昭彦社長らは7月22日、都内で記者会見を開いた。

これに先立ち、同社から契約解消された雨上がり決死隊の宮迫博之さんと(同日、岡本社長が撤回を表明)、謹慎処分になっていたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが20日、独自に記者会見を開いて謝罪。

さらに、2人に対する岡本社長の圧力とも取れる言動について告発していた

 

岡本社長の会見を受けて、吉本所属芸人の一部がTwitterで反応した。

 

NON STYLEの石田明さん

NON STYLEの石田明さんは「【地獄スゴロク】 全員傷まみれ&信頼関係ぐちゃぐちゃ&タイムロス&恥部大放出でふりだしに戻る 大マイナスやん・・・」とつぶやいた。

【地獄スゴロク】

全員傷まみれ&信頼関係ぐちゃぐちゃ&タイムロス&恥部大放出でふりだしに戻る

大マイナスやん・・・

— NON STYLE 石田 明 (@gakuishida) 2019年7月22日

とろサーモンの久保田かずのぶさん

とろサーモンの久保田かずのぶさんは、「悲しい」との書き出しで、「血の通った発言を聞きたい」と意見した。 

悲しいわ。
知り合いの芸人、先輩後輩同期、皆同じ事を思ってる。頼むから汗の書いた文字が欲しいんです。生きてる言葉をください血の通った発言を聞きたいんです。どう変わるんですか?

— とろサーモン 久保田かずのぶ🍣 (@kubotakazunobu) 2019年7月22日

学天即の奥田修二さん

宮迫さんと田村さんが、岡本社長の恫喝発言として告発した「テープ回してるんちゃうか」という言葉について、岡本社長は「冗談だった」「和ませるため」と釈明した

この岡本社長の発言を受けてとみられる発信をしたのは、学天即の奥田修二さん。

「芸人は、本気と冗談を見分けられます」と発信した。 

芸人は、本気と冗談を見分けられます。だから芸人なんやもん。

— 学天即 奥田修二 (@gakutenokuda) 2019年7月22日

エハラマサヒロさん

エハラマサヒロさんも同じく、岡本社長の「冗談」発言を念頭においたとみられる発信を続けた。 

冗談…

— エハラマサヒロ (@eharamasahiro) 2019年7月22日

和ませようと…?

— エハラマサヒロ (@eharamasahiro) 2019年7月22日

本当かもわからないから僕は正直否定は出来ないけども、やはり少し違和感は覚えてしまう…

ギャラの事とかはトップの方は現場の事を把握できていなんだろうな…巨大会社は仕方ないのかもという印象。みんなが憤慨しているけど嘘では無く、おそらくわかってらっしゃらないのかもと思う。

— エハラマサヒロ (@eharamasahiro) 2019年7月22日

天竺鼠の川原克己さん

天竺鼠の川原克己さんも発信した。

何かわからないものが、ずっと
すごい弱火ですごい焦げている

— 天竺鼠 川原 (@kawaharakatumi) 2019年7月22日

だったら最初に
『おまえらカメラ回してないやろな?』って言ってほしかった

— 天竺鼠 川原 (@kawaharakatumi) 2019年7月22日

レインボーの池田直人さん

レインボーの池田直人さんは「芸人を守ってくれてるように思えない会見」と指摘した。

僕なんか若手がいうていいかわかんないですけど、何も言わないのは嫌ですし、なんのための個人が発信できる時代に生きてるんで…
小さい頃から吉本が大好きで、梅田花月にお母さんに連れてってもらって、お小遣いで吉本グッズ買って、自分で選んで所属した吉本興業の今の状況、会見を見て悔しいです。

— レインボー 池田直人《吉本坂46》 (@ikenao0919) 2019年7月22日

僕らは目の前の社員さんとのやりとりが全てで、若手は社長と話したことないです。
この社長の下で舞台に立ってたんだと悔しくなりました。今日は会見の裏で、劇場の出番をいただいてました。
劇場にも電話がかかってきていました。スタッフさんが泣き、子供が吉本がんばれってうちわ振ってくれてました

— レインボー 池田直人《吉本坂46》 (@ikenao0919) 2019年7月22日

芸人を守ってくれてるように思えない会見を見て、悔しがってる僕らをみて、養成所からお世話になってる社員さんがお前らのそんな顔みるのが辛いって泣いてました。

— レインボー 池田直人《吉本坂46》 (@ikenao0919) 2019年7月22日

R藤本

人気漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター「ベジータ」に扮したネタで知られるR藤本さんは、『ドラゴンボール』ネタで沈鬱な楽屋の空気をツイートした。

芸人楽屋、ミスターサタンの試合かってくらい冷めた空気が流れている。

— R藤本 (@Rfujimoto) 2019年7月22日


No Picture

吉本興業、過去の反社会勢力とのトラブルは? レコード会社乗っ取り事件、島田紳助の引退騒動など

複数の芸人が反社会勢力の関与するパーティーに出席し、金銭を受け取ったとして吉本興業から処分を受けている「闇営業」問題。

7月19日には、契約解消となった雨上がり決死隊の宮迫博之さんと、謹慎となっているロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが吉本興業を介さずに個人で会見を開き、吉本興業の岡本昭彦社長から「(会見したら)全員連帯責任でクビ」「お前らテープ回してないやろな」などの発言を受けたことを告発した

22日に開かれた吉本興業の会見では、岡本社長がそうした発言を概ね認め「冗談のつもりだった」などと釈明した。

会見した岡本昭彦社長

吉本興業や所属芸人と、反社会勢力との関りはこれまでも何度も問題に上がってきた。

「吉本興業百五年史」には、「コンプライアンスの強化に向けて」という項目に、反社会勢力などとの関係について「興行の世界では古くから様々な業界と接点があったことは事実である。しかし、反社会勢力に会社の経営をゆさぶられるような状況では、すでに許される時代ではなかった」などと記されている。

吉本興業は、こうした関係を清算できているのだろうか。これまでの事件と吉本興業の対応を振り返る。

吉本興業取締役「暴力団バックにレコード会社乗っ取り」で兵庫県警が逮捕

1968年1月、吉本興業取締役で元社長の林正之助氏が恐喝の疑いで兵庫県警に逮捕された。林取締役は、吉本興業の創業者・吉本せいの実弟。 

林正之助氏

この際、林取締役は当時の山口組・田岡一雄組長と組んでレコード会社を乗っ取ろうとしたとして、吉本興業も捜査を受けた。

1968年1月11日の朝日新聞朝刊などによると、当時の兵庫県警の発表では、1961年2月、日本ビクターの下請けとして「マーキュリーレコード会社」を設立した男性に対し、林取締役らは「ビクターの仕事をするには製品を納める会社がなくてはうまくいかない」「山口組の組織があるから、レコードの販売、製造がうまくいくのだ」などと脅しつけ、事実上「マーキュリーレコード会社」を乗っ取った。

その上、建物共同使用協定として、男性から毎月7万円を「家賃」として収集していた。また、この会社の株や、男性らが所有していた食品会社の株などを脅し取ったという。

当時の兵庫県警の調べによると、林取締役らは戦前から興行を通じて山口組幹部と親交を結んでいた。このことから、多額の上納金が長い間山口組へ流れていたとみられる。

事件をめぐっては、吉本興業の元取締役で、経理部長だった男も詐欺や有価証券虚偽記入の疑いで捜査を受けている。

この経理部長の男は、非合法な手続きで資本の裏付けなく発行された株券(ダブル株券)90万株を発行。金融ブローカーへ流していた。

このダブル株をネタにして恐喝を受けた吉本興業から、多額の資金が暴力団に流れていたことも発覚した。吉本興業は当時、一部上場企業だった。

逮捕直後の1969年には、林氏は吉本興業の会長職として復帰。翌70年からは再び社長を務め、1973年から1991年までの長きにわたり、会長を務めていた。

「お笑い界のドン」と呼ばれた林氏が1917年に入社してから1991年の退社・死去までに、吉本興業はエンタテインメントの一大産業をになう巨大な会社へと成長。

林氏が興行に携わっていた時代を振り返ると、戦前には横山エンタツ・花菱アチャコ、漫才ブームでは横山やすし・西川きよしや今いくよ・くるよなど、そして明石家さんまや島田紳助、ダウンタウンら、名だたるスタータレントたちが生まれた。

吉本のお家騒動、反社会勢力と経営陣の距離が変化

1949年に上場していた吉本興業は、2009年に突如上場を廃止する。

上場廃止に先だって2008年、コンプライアンス推進委員会を社内に設置した。この時期、吉本興業と反社会勢力との関係が再び週刊誌を賑わせていた。

吉本百五年史などによると、2007年1月、役員人事をめぐって経営陣が元暴力団員から脅迫を受け、警察に被害相談をする事件が起きた。

創業者一族が経営陣に復帰したいという要求を、反社会勢力の脅しによって実現しようとしたとして問題視された、いわゆる「お家騒動」だ。

両者は週刊誌を舞台とした論戦にまで発展し、吉本興業自体も対応に追われていた。

こうした事態を受け、コンプライアンス推進委員会では「社員、タレントとのコンプライアンス意識の共有」「内部通報制度の創設」などの内容を検討。

そして上場60年の節目に上場廃止を前提にしたTOBに賛同。

当時、大﨑洋社長(現・会長)は産経新聞の取材に「TOBを進めた結果、一部の株主の影響から逃れることができたのは確かです」と答えた。

多くの株式を持ち、経営に大きな影響力を持っていた創業家一族と一定の距離をとることにもなった。

大﨑洋会長

 島田紳助の反社会勢力とのつきあい、引退騒動

吉本と暴力団、といえば記憶に新しいのが人気タレントだった島田紳助氏の引退騒動だった。 

暴力団関係者との交際を認め、芸能界引退を発表。記者会見で涙を拭う島田紳助氏=2011年8月23日夜、東京・新宿区

 2011年8月の引退会見では、島田氏が長年暴力団関係者との付き合いがあったことを明らかにした。島田氏は芸能界引退を悩むほどの「トラブル」を暴力団関係者に解決してもらった縁から、付き合いが続き、「お二人がいるから心強い」などとメールを送っていたという。

大阪府警が引退の6年前に山口組系の暴力団幹部の自宅などを家宅捜索した際、島田さんから同幹部に宛てた直筆の手紙や、飲食の場で一緒に撮影した写真などが見つかっていたことも、発覚していた。

大﨑社長は、不祥事や社会的なモラルに反する事件を起こした芸人らに対し厳格な措置を取ることで知られていたが、社長会見で島田紳助氏に対し「いつの日か、私たち吉本興業に戻ってきてもらえるものだと信じております」などと語り、批判を受けていた。

このほか、2012年にはタレントの間寛平さんを脅して金銭を要求した疑いで、元暴力団員が大阪府警に逮捕された。元暴力団員は、1980年代に間さんに仕事をあっせんしており、その際に撮られた写真などをもとに、吉本興業や間さんを脅し、過去の借金返済名目で金を要求した疑いがあったという。

吉本興業は「交流していた間、一般の企業経営者と認識していた。その後、男が暴力団と関係を持つ立場になったと明かし、一切の交流を絶った。現時点では、いかなる暴力団関係者とも交遊はない」とのコメントを発表していた。

パワハラ問題の一方、吉本興業と反社会勢力との距離感も根深い問題

雨上がり決死隊の宮迫博之氏、そしてロンドンブーツ1号2号の田村亮氏が会見した際に発覚した吉本興業社長らによるパワハラ問題。 

会見した宮迫博之氏と田村亮氏

 その一方で、吉本興業は古くから因縁のある反社会勢力との距離感についても根深い問題がある。

今回の「闇営業」問題では、関わった詐欺グループのフロント企業が、2014年に吉本興業が関わったイベントのスポンサーをしていた。

岡本昭彦社長は、吉本ではなく都内のイベント会社が主催したもので、吉本側は「依頼を受け、タレントを派遣した」という形だったと説明

吉本側は図解を示して反論した

イベント会社が反社会的勢力とつながりがないことを確認したものの、そのスポンサーの一つが詐欺集団のフロント企業だったことは知らなかったと弁明した。

吉本興業は近年、法務省や教育分野、地方自治体や国連などと様々な啓発企画に携わっており、今回の事件や岡本社長の発言は、かつてのダークなイメージからの脱却姿勢がみられていた矢先の発覚となってしまった。 

法務省と吉本興業の啓発企画

 

 


No Picture

「全員クビ」⇒「ええ加減にせえ」の意味。宮迫・田村の3つの告発を吉本興業側が釈明

吉本興業の複数の所属タレントが反社会勢力の関与するパーティーに出演し、事務所を通さずにギャラを受け取っていた「闇営業」問題を受けて、同社の岡本昭彦社長らは7月22日、都内で記者会見を開いた。

同社から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之さんと、謹慎処分になったロンドンブーツ1号2号の田村亮さん(同日、岡本社長が撤回を表明)20日、独自に記者会見を開いて謝罪。加えて、週刊誌報道の一部については否定し、2人に対する岡本社長の圧力とも取れる言動について告発していた

岡本社長・藤原寛副社長ら吉本興業側は2人が話した内容について大筋で認めた。一方で、いずれも誤解だった、あるいは圧力をかけようとする意図ではなかった、として釈明している。

2人が岡本社長から言われたと記者会見で訴えた3つの発言と、岡本社長の釈明をまとめた。

関係者以外を外に出し「テープ回してないやろな」

⇒冗談だった

【宮迫・田村の主張】

6月24日になって、宮迫ら関係した芸人たちと吉本の会社側とが協議し、田村さんが改めて会見を求めた。 これに対し、岡本社長は関係者以外を部屋の外に締め出した上で、「お前らテープ回してないやろな。亮、ええよ。お前辞めて1人で会見したらええ」と言ったという。

宮迫博之さんらの会見要求に「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするから」 吉本の社長が圧力か

 

 【吉本興業の主張】

「テープとってんちゃうの」っていうのは、僕的には、そのミーティングに参加をして、打ち合わせがなかなか進んでいなかったので、しゃべりづらいのか、環境が違うのか、なので、その4人(弁護士ら)に退出してもらって、僕1人と彼ら4人で向き合ったときに一つは冗談でテープとってんちゃうのんって。

そこに至る経緯が、そもそも彼らのもらっていないというところから始まったこと。その後もらっていることになったこと。会社としては全力でやりながらも、お互いに不信感があるなら、それはよくないと思いながら、そういう冗談といいますか、和ませるといいますか。

(岡本社長の記者会見発言より 2019/07/22)

 

「会見してもいいけど、全員クビ」
⇒身内の感覚で「ええ加減にせえ」と。

【宮迫・田村の主張】

その上で、(岡本社長は)こうも付け加えた。「やってもええけど、ほんなら全員、連帯責任でクビにするからな。俺にはお前ら全員をクビにする力があるんだ」

この一言により、その場にいた人たちは「全員何も言えなくなった」(宮迫さん)という。

宮迫博之さんらの会見要求に「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするから」 吉本の社長が圧力かより

 【吉本興業の主張】

クビにするぞと言った経緯としては、24日のところのミーティングが膠着していた。スタッフ4人と彼らで話しているところに僕が入り、10分くらい聞いていた。

しかし、亮君は「会見したいとか、金額を言いたい」宮迫君は「まあまあそれはちょっと」とか。それぞれがリリース文章をどうするかなど、それぞれのことをずっと話をしていて、本当に大事なこと、反社の勢力からお金を取られた被害者がいるということが、そのやり取りで感じられなかった。

それで、いったん4人に出てもらって、僕のだめなところが、和ませようという半分、「テープ録ってんちゃうん」「自分らいい加減にしようよ」という話をする中で、不安な気持ちもわかりながらも、被害者の方への思いが伝わってこなかった。

それで家族というか身内というか、もうええ加減にせえと、そんなに個人ばらばらで言うんやったらもう勝手にせえと、それやったらもう会見するんやったら、全員クビやって言ったんですけれども、それが僕としては身内の感覚的なところ、思いが伝わらなかったことは僕が反省しなければならないところ。

僕自身は全くそういう(圧力の)つもりはなくて、その時だけを見ていると、彼らの会見したいとか金銭がいくらだとかを考えていなかったので、そのやりとりが悲しいというか、情けないというか、父親が息子に「勘当や」というつもりというかいい加減にせえということだったので、彼らが思っている距離感と僕が思っている距離感が違ったので僕は大いに反省しなければいけないと思います。

(岡本社長の記者会見発言より 2019/07/22)

 

「静観」発言
⇒「しっかり確認作業をしようと」

【宮迫・田村の主張】

会見では、宮迫と田村の2人が、会見を開きたいと再三にわたって吉本側に依頼をしていたことが明らかになった。ところが、吉本は「静観する」「時期はこちらで決める」などと答え、誠実な対応をしなかったという。

宮迫博之さんらの会見要求に「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするから」 吉本の社長が圧力かより

【吉本興業の主張】

静観という言葉を使ったかどうかははっきり言って覚えていない。

亮君から、お金を受け取っているらしいという話がありました。宮迫さんも他のメンバーも全員集まって一度話を聞こうと集まった。そのときにみんながお金を受け取った、亮君がお金を受け取ったという話しだった。宮迫さんの方は、自分は記憶は定かで無いがメンバーが受け取ったというので受け取ったという感じだったが、いままで聞いていたこととまったく違う答えだったので信じられない、びっくりする状況にはなっていた。

そのときにこの件が発覚した状況で、各関係者さん、テレビ局さん、関わる企業さん他関係者のみなさんに謝罪も含めてご報告していた件とまったく違うことになるので、これからどうしようかという思いになっていたのは覚えている。

しっかり確認しないといい加減なことで報告するわけにはいかないという思いもあった。ちゃんと聞いて対応も含めて考えないといけないと考えると、静観というと、まったく動かない感じに聞こえるが、静観という言葉は使っていないと思うが、しっかり確認作業をしないといけない状況にはなっていた。

(藤原副社長の記者会見発言より 2019/07/22)


No Picture

松本人志、ワイドナショーで憤り「吉本興業はこのままじゃ壊れていく」 岡本社長は会見へ

ダウンタウンの松本人志さんが7月21日、「ワイドナショー」(フジテレビ系)に急遽生出演し、反社会勢力への闇営業問題について謝罪会見を開いた雨上がり決死隊の宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんについてコメントした。

「吉本興業はこのままじゃ壊れていく」会社側を厳しく非難

番組冒頭では、松本さんと東野幸治さんが登場。松本さんは会見を「仕事の合間に見た」と明かし、「思ったよりなかなかハード。なかなか無視できないなぁと思いまして」と、急遽番組を生放送に切り替えた理由を説明した。

会見は断片的に見ただけだが、松本さん自身が、「知らなかった事実があまりにも多すぎて。これは俺も騙されていたみたいな気になった」と告白。

 「このままじゃ吉本は絶対よくない。この会見を見て手のひらを、(宮迫や田村亮が)悪から善にいったとは思ってないです。でもここまで追い込んで、信頼関係がなくなってしまった会社に対しては、これは絶対に良くないし、吉本興業はこのままじゃ壊れていく、潰れていくんじゃないかなと危機感はだいぶ持ちましたね」

さらに、「吉本興業は日本の人たちを面白くする、楽しませるための会社であって、この2カ月くらいは正直全然面白くなくて。ご飯食べてもみんな心で笑っていないというか。現場では本番中はプロですから一生懸命おどけてやるんですけど、本番終わった後はみんな顔が曇ってて。お笑い芸人が笑えてもらえないことに憤りを感じる」と話し、吉本興業の対応を厳しく非難した。

松本さんは会見後、吉本興業の社員らと話しをしたという。「会社に変わらないといけないという話をしました。岡本社長に会見をさせなさい。絶対やらないとダメだということは言いました」とも話した。

また、「吉本興業内に、もう一つ松本興業じゃないですけれども、僕の部署を作ってくれ。やらかした子達、イエローカードの子達を俺が引き取るから」と、申し出たことも明かした。

「笑いを愛する人間を、自分から辞めるなら、ともかく上から言われてクビというのは絶対違うと思うから。それは言いましたし、会社は受け入れてくれたし。さんまさんも割と同じことを言ってくれてるみたいで」とも話した。

吉本の岡本社長、会見へ

番組内では、岡本昭彦社長のコメント映像も流れた。岡本氏は一連の騒動について謝罪し、「明日(22日)にも会見を開く」と発表した。

「松本 動きます」宣言していた

宮迫さんと田村さんは20日、吉本興業を通さずに独自で会見を主催。反社会的勢力の会合に出席し、金銭授受があったことなどを謝罪した。

会見では、一連の騒動をめぐる吉本興業の対応を暴露。謝罪会見を開きたいと吉本側に訴えたものの、岡本昭彦社長から「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」と反対されたなどと主張した。吉本側の対応に不信感が募り、弁護士を立てて会社側と交渉を続けたという。

松本さんは20日夜、Twitterを更新。「後輩芸人達は不安よな。松本 動きます。」と宣言していた。 

後輩芸人達は不安よな。

松本 動きます。

— 松本人志 (@matsu_bouzu) July 20, 2019


No Picture

ビートたけし、宮迫博之と田村亮の謝罪会見に「事務所がおかしい」と憤り

ビートたけしさん

雨上がり決死隊の宮迫博之さんと、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが反社会勢力からの金銭授受について謝罪をし、経緯を語る記者会見を開いた7月20日。

宮迫さんは、前日19日に所属事務所の吉本興業との契約を解消となっていた。会見で2人は、事務所を通さず報道陣の質疑に初めて答えた。

この会見について同日、お笑い芸人で映画監督のビートたけしさんがTBS系の情報番組「新・情報7daysニュースキャスター」で吉本興業への憤りを示した。

たけしさんは、「放送禁止だらけになる」と前置きし、事務所と芸人の関係について、強烈な言葉を使って持論を展開した。

“女衒”というかね。“人買い”なんだよ事務所は要するに。

でね、(事務所は)猿回しと同じで、おいらは猿なんだ。芸人だから。猿は猿回しが使っている。その猿が人を噛んだからといったって、猿に謝れって言ったってダメなの。飼っているやつが謝るの。

 

それで、芸人がこういう姿を見せれば、リスクを負って(しまう)。
あん時の、涙を流して記者会見したやつの芸を誰が見て笑うんだよってなるから。これはやらせたくないんだよ。これをやってくれるなって思うわけ。

 

芸事っていうのは、人を笑わせるっていうことは、そういうことを全部忘れて、明るく、くだらねえなぁっていうことが芸なんだから。それ(謝罪会見)を、やってしまわないといけないようにした、事務所がおかしいって。

「女衒(ぜげん)」とは、女性を買い付けて遊郭などに送り、女性の意志を無視して性風俗の仕事を強制的にさせる人身売買の仲介業のことだ。

今回の会見で反社会勢力との関わりを謝罪し、相方への思いなどを語った際に2人は涙を流す場面もあった。

そうした場面に触れ、たけしさんはこのような会見を開かざるを得なくなったことに対し、事務所が状況を悪化させる前に対処すべきだったと怒りを見せた。

今回、反社会勢力から金銭を受け取ったのは、事務所を通さずに芸を披露し、収入を得る「闇営業」「直営業」と呼ばれるものだった。

その点については「それをやんなきゃ食えないような状態の事務所の契約はなんだ」と事務所のシステムについて言及した。

あと、もっと考えないといけないのは、“闇”とか何とか言っても、それをやんなきゃ食えないような状態の事務所の契約はなんだっていう。だから、ちゃんと若手も出てきて事務所がこういう仕事やっていくらくれたって言ったほうがいいんだって。

それじゃなきゃね、家族がいて食えないようにしたのは一体誰なんだ。だったら雇うなよってことだから。最低保証ぐらいしろよ。
何回も言うけど、お笑いにとってこんな恥ずかしい姿、見せて欲しくないのよ。

俺はもう逆にケガしても何しても出ていったけど。「ほら、こんな醜い姿が見たいんだろ、見してやらあ」って腹を決めて出ていったけど。これは腹決めてないじゃない、かわいそうだよ、こんなことさせたら。

俺も、先に言ったんだ。「すぐ言っちゃえ」って。「『いくらもらった』って言っちゃえ」って。その時に、宮迫たちが言っているように事務所とみんなが出てきて「すみませんでした」で、それで済んだんだよ。

それで何か月か、1年かもしれない。半年かもしれないけども、絶対に謹慎させて出直しますって言えば済んだことなのに、じゃんじゃんじゃんじゃん(問題を)大きくして。
週刊誌も二弾三弾やるから。こんなことになってしまって。

また、今回の不祥事を含む、お笑い芸人への社会の反応についても、持論を展開した。

本当のことを言うと、お笑い芸人に社会性とかすごい安定したことを望む社会がちょっと変だよ。おいらはそれが嫌でやっているんだから。

だから、品行方正さを漫才芸人に求めちゃだめで、じゃあ品行方正なタレントがいいのかって言ったら、「最近つまんねえ」って平気で言うんだから、見ているやつは。

「危険度がない」とか。じゃあどっちがいいんだよってことになるでしょ。
だからもう、イラつくんだ。片一方で立派な社会人を求めているくせに、芸に対しては危険度がなくなった、つまんねえ、なんて平気で言うんだから。どっちなんだよ一体って。

おいらは綱渡りをしていかなきゃいけないから、大変なんだって。

宮迫さんと田村さんは、契約解消前に謝罪会見を開きたいと事務所に訴えた際に「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするから」などと吉本興業の岡本昭彦社長から伝えられたと、20日の会見で語っていた。


No Picture

ロンブー田村淳さん「正直者で真っ直ぐな亮が戻ってきて安心」 田村亮さんの会見に

「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さん(左)と田村亮さん

反社会的勢力が主催する会合に出席していたなどとして、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之さんと、謹慎処分となっていたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが7月20日、東京都内で記者会見した。

田村亮さんは「僕はウソをついて、Twitterやラジオでもウソをついてしまって、(同じコンビの)田村淳にもウソをついてしまって…。僕のことを擁護してくれる人もたくさんいて」などと語り、会見中なんども涙を流した。

 

■田村淳さん「正直者で真っ直ぐな亮が戻ってきて安心」

田村亮さんの相方の田村淳さんは同日夜にTwitterを更新し、こうつづった。

『会見』

正直者で真っ直ぐな亮が戻ってきて安心しました

 


No Picture

松本人志さん「松本動きます」と発信 宮迫さんらの謝罪会見に芸人たちの反応

反社会的勢力が主催する会合に出席していたなどとして、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之さんと、謹慎処分となっていたロンドンブーツ1号2号の田村亮さんが7月20日、東京都内で記者会見した。

会見で2人は、問題発覚後に記者会見を開きたいと吉本側に伝えたところ、岡本昭彦社長から「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」と反対されたことなどを主張した

この会見を受けて、吉本興業所属の芸人らの一部がTwitterで発信している。

 

松本人志さん

松本人志さん

松本人志さんは20日夜、Twitterを更新した

後輩芸人達は不安よな。

松本 動きます。

宮迫さんは会見の中で、松本さんとのやりとりを明かしていた

「謹慎が発表された後にもう一度松本さんに電話させていただきました。『嘘をついていました、すいません』と。松本さんは、(僕が)休んでいる間、僕の出ている番組に『ノーギャラでも出たるから』と。こんな最低な嘘をついたやつのためにノーギャラでも出たるわ、と。優しい言葉をかけてくれていました。申し訳ないです」

 

陣内智則さん

陣内智則さん

 

陣内智則さんもTwitterで発信した

 

謝罪会見 色んな感情で全て観ました。 二人の偽りのない会見だと思う。 亮のファミリー発言が全て。 お偉いさん 生放送で記者会見をして下さい お二人の為に、僕たち吉本芸人の為に、詐欺被害に遭われた方々の為に。 僕たちは笑いが大好きで大好きで お笑いの日本一だと信じた吉本興業に入ったんです。

 

マンボウやしろさん

マンボウやしろさんは「個人的には社長辞めて欲しい」と踏み込んだ

吉本の社員には仲良しの人も嫌いな人もいる。 会社が大きければ色々あるし良い人も悪い人もいる ただ「全員くびに〜」「テレビ局が株主で〜」とか本当に社長が芸人に圧力として言ったなら、個人的には社長辞めて欲しい。もしくは僕が辞めたい。僕くらいの石っころは辞めても圧力もかからないだろうし

 

トータルテンボス大村朋宏さん

トータルテンボスの大村朋宏さん

 

トータルテンボス大村朋宏さんは会見を見ていたことを明かした

 

宮迫さんと亮さんの謝罪会見を見ながら、西梅田劇場でのネタ出番。目が真っ赤になりながらの漫才。 泣きっ面にサンパチ(><)

 

 

 


CLOSE
CLOSE