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口腔がん、どんな病気? 堀ちえみさんが告白。自分でチェックできる10のポイント

タレントの堀ちえみさんが2月19日、口腔(こうくう)がんを告白した。同日、治療のために入院し、22日に手術をするという。自身のブログで「力いっぱい闘って必ず戻って来ます」と決意を示した。

口腔がんとは、どのような病気なのか。

都内でオーディオブック「ごめん。~届かなかった手紙~」の公開朗読を行うタレントの堀ちえみさん(2007年撮影)

 ■昭和の名大関や、甘利明・元経済再生相も

東京都杉並区医師会によると、口腔がんとは、口の中(口腔)にできる癌の総称。日本では年間に男性で5000人、女性で2000人が口腔がんにかかるといわれている。

口腔がんの約半数は舌にできる「舌がん」だが、頬の粘膜、歯肉、口底、口蓋などにも発症するという。

堀さんは診断の結果を舌がんと報告している

甘利明・元経済再生相も2013年、舌がんにかかったことを明らかにしていた。元貴乃花親方の父で、昭和の名大関「貴ノ花」として人気を誇った元二子山親方も2005年に口腔がんの一種の「口腔底がん」で亡くなっている

 

■なかなか治らない口内炎の場合も注意が必要

徳島大学病院・がん診療連携センターによると、口腔がんの発生率は、体にできるがんのうち1%から3%と少ないが、以前に比べると男女ともに増加している。

一般的に初期のがんでは痛みや出血などはなく、硬いしこりが触れるのみの場合が多い。「なかなか治らない口内炎の場合も注意が必要」と「がん研究会有明病」と訴えている。 

堀さんの場合も、最初は「舌の裏側に小さい口内炎」ができたのが始まりと振り返っている

 

■「口腔がん」を疑うポイントは?

徳島大学病院・がん診療連携センターでは「口腔がんは、直接肉眼で観察でき、手指で触診できるのが大きな特徴」とした上で、口腔がんを疑う10のポイントを以下のように列挙。セルフチェックを促している。

・口の中に硬い「しこり」がある

・口の中に出血しやすい場所がある

・3週間以上治らない口内炎や潰瘍、または抜歯後の傷の治りが悪い

・口の中に痛みがある

・口の中や唇にしびれがある

・口の中が腫れて、入れ歯が合わなくなった

・口の中に白い部分または赤い部分がある

・口臭があると言われた

・原因不明の歯のぐらつきがある

・首のリンパ節の腫れが3週間以上続いている

上記の症状に当てはまる場合、かかりつけの歯科医院、耳鼻咽喉科や歯科口腔外科などの専門病院への受診を同センターでは勧めている。

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「アナと雪の女王」続編の予告動画が公開。「エルサに彼女ができる?」とソーシャルメディアで盛り上がる

世界的にヒットしたアニメ映画「アナと雪の女王」(2013年)の続編が2019年11月、アメリカで公開される。

それに先立ち、制作元のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは2月13日、YouTubeで予告編の動画を公開した。

予告動画は、闇夜に波打つ海から始まる。険しい表情のエルサが海面を凍らせながら沖に走っていく謎めいたシーンだ。

その後もエルサの妹アナや山男クリストフ、トナカイのスベン、雪だるまのオラフといった1作目のキャラクターたちも登場するが、いずれも表情は固く、全体的にシリアスな印象を漂わせている。

そんな中、ソーシャルメディアでは1人の新しいキャラクターに注目が集まっている。

褐色の肌と赤毛の若い女性で、森の中に立つ姿が一瞬映されるだけだが、Twitterでは「エルサの彼女では?」などと期待する声が一部ユーザーから上がった。

1作目でエルサと男性とのロマンスが描かれなかったことや、主題歌「Let It Go(ありのまま)」が、同性愛を肯定するメッセージを発信していると受け止める人がいたからだ。

アメリカのある女性は2016年、Twitterで「#GiveElsaGirlfriend(エルサに彼女を)」というハッシュタグを作り、「ハッシュタグが盛り上がることで、レズビアンの女の子を女王に設定することをディズニーが考えてくれれば」と訴えた。この投稿は拡散し、賛同者が相次いだ

Let’s trend #GiveElsaAGirlfriend in hopes that @Disney will consider giving queer girls representation in princess form. 💕

— Alexis Isabel (@lexi4prez) May 1, 2016

こうした動きについて、ジェニファー・リー共同監督は2018年、ハフポストの取材に対し、ファンからの様々な意見について「誠実に議論をしている」と答えている

ただ、エルサをレズビアンと設定するかについては触れなかった。


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「スーパームーン」がまたやってくる。2月19日夕方から翌朝まで出現、2019年最大の満月に

2019/02/15 20:06 ウェザーニュース

先月21日についで今年2回目となるスーパームーンが、来週19日(火)夕方〜20日(水)明け方にかけて出現します。

2月のスーパームーンは、先月よりも地球と月の距離が近いため、2019年で最も大きく見える満月となります。

スーパームーンは19日の夜?20日の夜?

 

カレンダー等に表示されている月の満ち欠けでは、2019年2月の満月は20日(水)となっているため、スーパームーンも20日に見ようと考えている方も多いと思います。

ただ、今年2月の満月の瞬間は20日の0時54分頃のため、スーパームーンは19日(火)の夕方〜20日(水)明け方頃にかけて出ている月ということになります。

スーパームーンとは?

スーパームーンとは、もともと天文学の用語ではなく占星術の用語で、明確な定義はありません。

この言葉を広めたNASAの研究所の一つであるジェット推進研究所(JPL)のサイトでは、地球と月の距離が近いときに満月になると、平均的な満月よりも大きく、そして明るく見えるため、これをスーパームーンと呼ぶとしています。

NASAのサイトでも、地球と月の距離が◯km以内の満月という明確な定義はしていませんが、これまでの傾向から、概ね月と地球との距離が36万km以内の満月をスーパームーンとしているようです。

スーパームーンは明るさもアップ

《2019年の満月時の地球と月の距離》
1月21日…約357,700km
2月20日…約356,800km

1月よりも月と地球の距離は更に近いことから、今月のスーパームーンは先月よりも大きく見えるので、2019年で最も大きい満月となります。

1年で最も大きい満月は、1年で最も小さい満月(2019年は9月14日)に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えると言われています。ぜひ当日は明るさにも注目して月を見るようにしましょう。

気になる当日の天気は?

 19日(火)〜20日(水)は、低気圧が西からやってくるため、全国的に天気下り坂です。

低気圧の影響が少ない沖縄や、曇りだすタイミングが遅い関東や北日本ほどスーパームーンを見られる可能性は高いと見ています。

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ウーマン村本大輔さんが謝罪 福島・浪江町にまつわるツイートに「思いやりのない言葉でした」

お笑い芸人ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが2月15日、東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた福島・浪江町にまつわる自身の発言について、Twitterで謝罪した。

村本さんは、普段から沖縄の辺野古新基地や原発問題などの政治、社会問題に対し積極的に発言し、漫才のネタにも社会風刺を盛り込んでいる。

11日、自身のTwitterで浪江町を訪問することを報告すると、「福島の浪江町で21時以降の遅くまで空いてる飲み屋さんありますか?あと宿も」と情報提供を募った。

その際、「自分の町がなくなることへの話が聞きたい」と呼びかけており、「軽率な発言」「帰還しようと頑張っている方々にあまりにも失礼」など批判の声が相次いだ。 

福島の浪江町で21時以降の遅くまで空いてる飲み屋さんありますか?あと宿も。知ってる方いたらインスタのDMください。自分の町がなくなることへの話が聞きたい。ちなみに明日の話です。

— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) February 11, 2019

 反応を受けて村本は15日、Twitterを更新。

「たしかに思いやりのない言葉でした」と振り返り、「僕の地元が福井県のおおい町で、地震があったら、って考えたら、感情的になって思いやりのない言葉を使ってしまった。すいません」と謝罪した。 

また、ブログサービスのnoteでも「不快な気持ちにさせた人へ」と題した記事を掲載。「自分が人としていかに欠けてるか、を思い知らされた。おれは思いやりが欠けてた。いや、欠けている。大反省しないと」とつづった。

「自分の町がなくなることへの話」ってので炎上してるらしい。たしかに思いやりのない言葉でした。僕の地元が福井県のおおい町で、地震があったら、って考えたら、感情的になって思いやりのない言葉を使ってしまった。すいません。 https://t.co/sGTJX9iNhy

— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) February 15, 2019

言葉は難しい、、

— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) February 15, 2019


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ケイティ・ペリーとオーランド・ブルームが婚約 2人のインスタが意味深で素敵すぎる

アメリカの人気歌手ケイティ・ペリーさん(34)とイギリスの人気俳優オーランド・ブルームさん(42)が婚約した。2月15日夜(日本時間)にお互いのインスタグラムで、婚約指輪を披露した。

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full bloom

KATY PERRYさん(@katyperry)がシェアした投稿 – 2019年 2月月15日午前2時07分PST

2人がインスタグラムに投稿した写真では、真っ赤なハートのバルーンを背景に、幸せそうな2人が顔を寄せ合っている。婚約指輪は、オーランドさんの名前(ブルーム=咲く)とかけたのか、大きなピンク色のストーンを小さなストーンで囲んだフラワー型のもの。

ケイティさんは「full bloom(満開、全部ブルーム)」、オーランドさんは「Lifetimes(一生)」と、それぞれメッセージを綴った。

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Lifetimes

Orlando Bloomさん(@orlandobloom)がシェアした投稿 – 2019年 2月月15日午前2時15分PST

14日のインスタでは…

報道によると、バレンタインデーの14日にオーランドさんがプロポーズした。

この日のオーランドさんのインスタグラムには、「みんなに愛を」というメッセージとともに、日本創価学会の池田大作氏の著書から引用した真実の愛についての「格言」が紹介されていた。

「浅い人間は浅い関係しか築けない。本物の愛は、一方がもう一方にしがみつくものではなく、自分自身をしっかり持つ2人の間で育まれる。『星の王子様』の作者アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリは、エッセイ集『人間の土地』でこう語っている。『愛とは、互いを見つめ合うのではなく、2人が同じ方向を見ていることだ』」

一方、ケイティさんは「今日はみんなの愛を感じたの…みんなにもお返しするね」と綴っている。

2人は2016年から交際をスタートし、翌年には一度破局。ケイティさんは2010年に英コメディアンのラッセル・ブランドと結婚していた。オーランドさんは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどの人気作に出演している実力派人気俳優で、2010年に結婚したモデルのミランダ・カーとの間には長男がいる。

オーランドさんは2009年から、ケイティさんは2013年から、それぞれユニセフの親善大使も務めている


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消費増税で発行される「プレミアム商品券」、詳細案が明らかに。あなたは得する人?損する人?

10月の消費増税に向けた景気対策の一環として、国が補助して各自治体が発行するプレミアム商品券の制度の詳細案が2月14日、明らかとなった。

対象となるのは、住民税が非課税の世帯0〜2歳児の子育て世帯。ただし、0歳児のうち6月2日以降に生まれた子どもは対象から外れる。購入できる額の上限は、1人あたり2万円(受け取れるのは2万5千円分)で、使用期限は10月から2020年3月末までの半年だ。

今回発行されるプレミアム商品券はどんなものなのか、改めて基本を整理しておこう。内閣府の担当者に聞いた。

かつて全国各自治体で配布された「地域振興券」(見本)

■プレミアム商品券とは?

国の助成で各自治体が発行する商品券のこと。今回のプレミアム商品券の購入は4000円から可能だ。例えば、4000円で購入すると25%分の1000円が上乗せされた500円の商品券10枚(5000円分)を受け取ることができる。つまり、1000円分お得になる計算だ。

━━発行の目的・対象となる人は?

発行の目的は、消費増税に伴って消費に与える影響を緩和するためです。また、地方における振興策としての意味合いもあります。特にその影響を受けると懸念される、住民税が非課税である世帯の方と0〜2歳児のお子さまがいる子育て世帯が対象です。

━━購入した商品券はどこで使えるの?

原則として、発行している自治体が指定した店舗のみで使えます。

━━0歳児のうち6月2日以降に生まれた子どもを対象から外している理由は?

自治体が商品券を発行するための手続きや準備期間も必要なので、どこかで必ず線引きが必要になってきますが、10月に増税されると想定して4ヶ月ほどとしました。
━━ 一部の人には不平等が生じてしまうのでは?

これはまだあくまでもまだ案の段階に過ぎませんので、これから各自治体とコミュニケーションを取り、最終的に決定します。まだ「6月2日」と決まったわけではありません。

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政府は、前回の2014年に消費税を5%から8%に増税した後にも各自治体を通じて商品券を発行していたが、今回の発行は有意義なものになるのだろうか。


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プロゲーマーの指導が高校で受けられる。鹿児島・神村学園が開校するeスポーツコースが凄かった。

 鹿児島・神村学園高等部の(単位制・広域通信制)南大阪学習センターは、株式会社ODESSEYと業務提携し、4月にeスポーツコースを開校する。

専門のゲーム練習室を備えた通信制高校の開校は日本で初めて。通信制高校のメリットを活かしたカリキュラムで、将来世界で活躍する選手の育成を目指す。

専門の「ゲーミングルーム」のイメージ

午前に授業、午後にeスポーツのトレーニングというサイクルで学び、高校の卒業資格を取得することができる。午後のトレーニングでは、プロゲーマーから指導を受ける。

■単なるゲーム漬けではない

eスポーツについては、ゲームのやり過ぎや依存症を懸念する声も聞かれるなど、教育面においては議論になることもあるのが現状だ。

本コースではそういった声にも対応し、「単なるゲーム漬け」にならないよう、学習面のサポートを東京・京都を拠点に運営するプラスティー教育研究所が担当し、大学や専門学校への進学など、その後のキャリアについても支援していくという。

■設立の意図は?

設立の背景について、本コースのeスポーツアドバイザーに就任した株式会社ODESSEYの代表取締役・平岩康佑さんに聞いた。

━━設立の背景は?

まず、そもそも通信制高校のイメージを変えていきたいと思ったんです。「学校にいけなくなった人がいくところ」とか、理由は分からないんですが、いいイメージを持たれていないという印象があったので、eスポーツという入口から、「日本で一番カッコイイ通信制高校」を創りたいという想いから実現に至りました。

━━なぜ神村学園との提携を選んだ?

神村学園は野球など様々なスポーツの強豪校ですが、午前に授業、午後に練習というシステムで、通信制高校として初めてテニスでインターハイに出場したりしていた。好きなことに没頭する上ですごくイノベーティブだと感じたので、これと同じ流れをeスポーツでも実現できないかと思ったんです。

━━eスポーツと進学面やキャリア支援を、どう結びつけていくのでしょうか?

例えば、本通信制高校から大学などへの推薦入学を実現させていきたいと考えています。また海外ではeスポーツに関連した奨学金が充実していて、優秀な選手が海外の名門大学に進学する例もあるので、海外の大学にも交渉しています。好きな道を諦めることなく、より広い進学の選択肢を我々が生徒たちに作ってあげたいなと思っています。


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「天国に行くとき、最後のお別れを最愛の人と手をつないで迎えたい」同性婚が認められたら、できること。

提訴後に会見を開き、現在の心境について語る原告ら

本当の自分の気持ちを隠して生きる。本当の自分でいることが「おかしいこと、いけないこと」だと思って生きる。

そんな世界を変えて、好きな人と堂々と一緒に暮らし、そして結婚できる世の中にする第一歩が2月14日、踏み出された。

同性間での婚姻ができないのは憲法違反であるとして、全国4地裁に一斉提訴をした原告の同性カップルたち。

入院するときに、家族として同意書を書ける。

家族として、自分が亡き後に子どもを託せる。そして最期の瞬間は、最愛の人と手をつないで迎えたい━━。

東京地裁へ訴状を提出した当事者たちが、訴訟について、そして結婚とは何かを記者会見で語った。

いままでを振り返って今回の同性婚訴訟について話す中島愛さん(左)とクリスティナ・バウマンさん

配偶者ビザがあれば、これから先も一緒に暮らせる

ドイツで結婚したクリスティナ・バウマンさんと中島愛さん。現在学生ビザで滞在するクリスティナさんは、学校に通う期間が過ぎれば日本に滞在することはできない。

この現状を「アンフェア」だと中島さんは語る。

私たちはドイツで結婚しているのに、2人が同性というだけで日本では関係を認められていません。そして、ティナさんには配偶者ビザが出ないため、日本で一緒に暮らすことも容易ではありません。これは一言でアンフェア。私たちは不平等な扱いを受けています

 今回の流れについては「本日裁判所に提訴して、改めて日本という社会でも同性婚を認めてもらう大きな一歩になってほしいと事の大きさと共に責任を感じています。私たちだけでなく、社会的に認められず不当な扱いを受けている仲間たち、そして応援してくれる家族や国内、そして海外にいるたくさんの友人のためにも今回の提訴が日本のLGBTQの認識を変える流れの一歩になり、将来的には日本でも同性婚ができることを強く望んでいます」と思いを寄せた。

 一方、クリスティナさんは「普通の夫婦」という言葉を使って、「普通」である状態を手にできない立場を説明した。

私の祖国では、私と愛さんは正式に結婚しています。私たちは心から尊敬しあい、一時の恋愛感情だけで結婚を望んでいるのではない。日本の国を相手に訴訟を起こすことはとても衝撃的に見えるかもしれませんが、私たちの願いは法的に認められ、安心して幸せに一緒に生きていく『普通の夫婦』のように結婚したいということだけです

そして、日本への思いを次のように語った。

私は、日本が大好きで、愛さんと一緒に日本に住むことを決めました。ずっと日本で暮らし続けたいし、将来は日本がドイツのようなオープンで住みやすい国になってほしいと思っています

バレンタインデーにちなんで「結婚の自由をすべての人に」をテーマにしたチョコレートが用意された

ゲイであることを隠して生きてきた。最期は最愛の人と迎えたい

佐藤郁夫さんは、30代までずっと自分のセクシャリティを隠して生きてきたことを振り返った。

会見では、顔や名前を出せないパートナーに代わって、パートナーの思いを代読した。

顔出ししないで原告になっていますが、本当はパートナーと一緒に、いつも通りに並んでいたい。それができないのが現状です。でもこの裁判で勝って、最後には顔を出して笑って終わりたいと思います

そして、パートナーについて「隣にいるはずの僕のパートナーが記者会見にはいません。会社や家族にカミングアウトしていないからです」と説明した。

佐藤さん自身も、ずっと自分の性的指向を「おかしいこと、いけないこと」と思い込んで過ごしてきた。

僕も30代くらいまで、ゲイであることを隠して生きていました。ゲイであることはおかしいこといけないことだと思ってずっと生きていたのです。学校や会社では、本当の自分のことを話せなくて苦しかった。生きていくうえで居場所がなくなること、繋がりが失われることが一番きついです

いまはオープンにして生活できているが、訴訟を決めたときの思いを「あの時と同じような気持ちを若い世代の人たちに感じてほしくない。そう思って原告になりました」と語った。

佐藤さんは、HIV陽性者だ。以前の「不治の病」というイメージから、コントロールできる病気という認識に変わってきたものの「服薬をすることで長生きができる時代になりましたが、それでも死が近くにあると感じながら生きています。僕が天国に行くとき、最後のお別れを最愛の人と、手をつないで迎えたい。臨終の場には家族しか入れないので、その願いはいまのままでは叶えられないかもしれません。ぜひ応援してください」と呼び掛けた。

写真はイメージ画像です

少数者=“数が少ない”という意味。劣っているという意味はないはずなのに…

相場謙治さんと古積健さんは、原告ではなく顔や名前を出して本当の自分の気持ちを言えない全国の性的マイノリティの人々に思いを寄せた。

ハンカチで目頭を押さえる相場さん

 相場さんは「この訴訟を通じて全国の多くの方々に、セクシャルマイノリティの人たちが抱える苦難であるとか、困難を知っていただきたいと思っている。ここにいる原告団だけでなく、全国にいるセクシャルマイノリティの人たち、その人たちのためにも我々は戦っています。特別な権利が欲しいわけではありません。我々は平等なスタートラインに立ちたいだけなのです」と力を込めた。

そして国へは「裁判官の皆さまには、平等な、公平な判断の元、必ず勝訴を勝ち取って、国には同性婚を認めてもらいたいと思います」と訴えかけた。

古積さんは、「仲間たちの尊厳を取り戻す長い旅」と表現した。

「私は、セクシャルマイノリティ、日本語で言えば『性的少数者』と呼ばれるうちの1人です。少数者というのはすなわち、数が少ないということを単に表すものであって、誰かに対して何かかが劣っているという意味は含んでいません

「しかしながら、戸籍上同性同士のカップルは、異性同士のカップルのように婚姻を選択することはできません。これが私には『あなた方は劣っている』と言われているように思えてなりません。この裁判は私たち及び、ここにいないたくさんの仲間たちの尊厳を取り戻す長い旅だと思っています。私たちの大切な相手を思う気持ちというのが、異性間のそれと何一つ変わらないというのを、この裁判を通して皆さんに感じていただきたいと思っています」

原告それぞれの思いを聞きながら、相場さんは涙を浮かべていた。

「私とか他の原告の人たちの中で、顔や名前を出して原告になっている人もいるが、全国には差別や偏見を恐れて、カミングアウトできないという人もいるというのが現状です。その方々のためにもこの訴訟を通じて頑張っていきたい。皆さんの熱い思いや、今まで自分が経験してきたつらい思いとかが思い出された。そして全国の、言いたくても言えないという人たちの顔がすごく浮かんできて、感極まってしまいました」と話した。

異性カップルも結婚を考えていく機会に

大江千束さんは、同性カップルだけでなく、異性のカップルにも結婚について考えてほしいと語った。

現行の結婚制度であったりとか、あるいは家庭の中に本当に平等はあるのか、男女の平等はあるのかなということを同性カップルがそこに入っていくことで少し考えていく機会になったらいいかなと心から思います

パートナーの小川葉子さんは「日本社会の中では、同性愛者のゲイやレズビアンの方で、パートナーシップ制度で長く歩んでいる方がいらっしゃいますが、決して結婚という道は通れません。それはそういった法律がないからです。まずはスタート地点にも立てないような不平等があるということを伝えながら、これからの長い裁判の道のりを皆さんと歩んでいけたらと思います」と語った。

万が一のとき、パートナーに子どもを託したい

 3年前、乳がんを患った小野春さんは、その当時病院から「家族」として認められなかったことの大変さやつらさ、日常的な困難を説明した。

パートナーの西川麻実さんとそれぞれ以前の結婚で生まれた子ども3人と共に、5人家族で14年間暮らしてきた。法律婚ができないため、共同の親権を持つことができない。

半年間にわたる抗がん剤や全摘出の手術をした時も、病院で告知を受けるときも『家族のみ』と言われ、手術の同意書へのサインができるのかと立ち止まり、がんの治療だけでも大変なのに、気にかかることがとても多く、パートナーに子が託せるか心配で、死んでも死にきれない思いです。特別なことは望んでいません。ずっと家族として暮らしてきたので、法律上も家族になりたいと思っています」と小野さんは話す。

 

手術同意書

西川さんは、異性と結婚し子どもを生んだものの、自身のセクシャリティを偽ることの苦しさを語った。「私は子どものころから女性が好きだったのですが、家庭があってこその人生と思うような人間でもあります。異性愛者のふりをして結婚することに、家庭を持つ可能性を見出し、男性と結婚したこともありました。異性愛者のふりをし続けることは自分の根幹をいつわることであり、つらいことが多かったです」

「好きな人と法的に結婚出来ることというのは、家庭を築くための広くて舗装された幹線道路のようなものだと思います。この幹線道路が閉ざされた中でも、私とパートナーは道なき道を切り開きながらなんとか家庭を築き、子どもを育ててきました。しかし私は家庭を得たいがために、自分を偽りつらい思いをすることや、試行錯誤して大変な思いをすることは私の世代で、もう終わりにしたいと思っているんです

もしも、結婚できることが当たり前の社会だったら……

性的マイノリティにとって、結婚は幼いころから遠い存在だ。

氏名非公表のただしさんは「私は物心ついたときから結婚が出来ないものだと思って生きてきました。実はこの訴訟の話を聞いたときに、正直初めは自分にはもう関係ないことだと思っていました」と語り始めた。

原告になった経緯について「でも、もしも初めから結婚出来ると分かっていたら人生はどうだったろうかと、思いを巡らせてみました。おそらく家族や友人、会社の仲間たちから祝福される結婚式があり、2人で買うマイホームを考えるかもしれない。もしかしたら、子どもの成長を見守ることができるかもしれないし、どちらかが病気のときや介護状態になったとしても結婚していれば心強いだろうとか、とても言い尽くせません」と話す。

「そんなことを思ったら、これからの若い世代の人たちが誰もが結婚したい人と結婚できるという選択肢のある社会になったらいいと思います。性的指向はその人の変えられない個性の一つ。セクシャリティに関わらず、ひとりひとりの未来はもっと自由に大きく思い描ける社会になってほしいと思っています」

 パートナーのかつさんは「僕は九州の街で育ちましたが、なかなか周りには本当の自分のことを言えずにいました。東京で一緒に暮らすようになり、いまは2人で幸せな毎日を送っています」という。

しかし「同性による結婚ができたらこの生活にもっと大きな安心が得られるのではないかと思っています。結婚したいと思う人の誰もが結婚できる社会になることを願っています」と語った。


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同性婚を認めれば「日本経済にも恩恵」 アメリカ経済界の提言を法曹界から支持する声

日本外国特派員協会で会見する榊原美紀弁護士(中央)

バレンタインデーの2月14日に、日本全国で13組のカップルが同時提訴した同性婚訴訟。同日午後に弁護士団体などが日本外国特派員協会で記者会見し、日本政府が同性婚を認めることが経済的メリットにつながると強調した。

きっかけは、在日米国商工会議所(ACCJ)が2018年9月にまとめた提言

日本政府に対して「日本企業のすべてに具体的な恩恵がもたらされ、日本の経済競争力全体にも恩恵をもたらすことになる」として、LGBTカップルに婚姻の権利を認めるよう求めていた。

オーストラリアやイギリス、カナダ、デンマークなどの在日商工会議所も、この提言に賛同している。

ところが、日本ではこの提言がほとんど話題にならなかった。

企業などに所属する弁護士らで作る「日本組織内弁護士協会(JILA)」の榊原美紀理事長は、「日本の団体がまったくこの提言に反応していなかったのが不思議だった。それならば、と私たちが支持を表明しようということになった」と明かした。 

提訴後、記者会見に臨んだカップルたち

会見には、榊原氏ら4人の弁護士が出席。「企業や経済界にとって、日本は同性婚が認められない国だという風評は、優秀な人材確保という点で大きな機会損失につながる」と強調した。

会見では、「保守層など、同性婚に反対する層をどう説得できるか」という質問も上がった。

榊原氏は「反対する人は、いつまでも反対すると思う。でも、理解してくれる人の輪が広がれば、実現は可能だと信じている。私たちに、日本国内の企業や経済界が続いて欲しい。ドミノ効果を願っている」と期待を込めた。

一方、「森・濱田松本法律事務所」の石黒徹氏は、「保守かリベラルか、ということは、同性婚に賛成か反対かということと関係ない。日本では伝統的、文化的に同性愛がそれほどタブー視されてこなかった経緯があり、だからこそ同性婚が必要だという大きな動きにならないのだろう」と指摘した。

「ベッカー&マッケンジー法律事務所」の近藤浩氏は、「世界中に事務所を持つ私たちにとって、同性婚は当たり前の話。日本のファーム(法律事務所)がこの席に並ぶことに意味がある」と語り、「日本だけで活動している人にはこの問題の重要性が分からないかもしれないが、グローバル競争にさらされている企業ならば理解できるはずだ」と語った。

ベーカー&マッケンジー法律事務所の近藤浩氏(左)と森・濱田松本法律事務所の石黒徹氏(右)

どんな提言?

ACCJが公表した提言は、現状について「同性婚を認めていないことで、日本は人材獲得競争で不利な立場に立っている」と分析。2020年のオリンピック・パラリンピック開催国として国際社会から注目される中で、同性婚を認めることが「日本企業や経済などに大きなメリットがある」結論づけている。

 

日本は、優秀な人材を巡って世界規模で競争をしている。

現在、婚姻の法的平等を実現した25の国々は、LGBTの人材獲得という点において日本に対して競争上優位な立場にある。

なぜなら、これらの国々は、性別にかかわらず全てのカップルに対して同等の婚姻の権利を認め、よりインクルーシブな環境を提供しているからである。

これに対して日本では、対等な競争環境の実現に向けた取組みとして、同性のパートナーと婚姻と同様の関係にあるが日本法の下では婚姻関係にあるとはみなされない従業員のために、企業が管理上も財政的にも負担の大きい特別な福利厚生制度を設けざるを得ない状況にある。

日本の社会は既に婚姻の自由を認める方向に向けて動き始めており、必要な法改正も複雑ではない。

わずかなリスクや費用しか必要としない変化によって、LGBTのコミュニティだけでなく、日本でビジネスを行う企業や海外でビジネスを行う日本企業のすべてに具体的な恩恵がもたらされるのである。

また、そうした変化は、国際舞台における日本の名声に好 影響を及ぼし、ひいては日本の経済競争力全体にも恩恵を もたらすことになるだろう。

時期については、日本が2020年オリンピック開催国として準備を進めていく中で、日本に対する国際社会からの注目が今後一段と高まると予想される ことから、日本政府が今、こうした変化に向けて踏み出すことが大きなメリットになると考える。


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志摩スペイン村「並ばないから乗り放題」 自虐的な公式サイトはどうして生まれた?

学生♡スキ放題パーク!

三重県志摩市にある複合リゾート施設の志摩スペイン村が学生向けに実施したプロモーションがネット上で話題だ。

2月13日夜から未明にかけて、Twitterで「志摩スペイン村」がトレンド入りし、志摩スペイン村は、公式サイトで感謝のコメントを掲載した。

■自虐が目立つ 話題のプロモーションとは?

志摩スペイン村は、2月9日から「25thアニバーサリー」として新たなショーや期間限定アトラクションなど様々な企画を2020年1月13日まで実施するが、特に今注目を浴びているのが、1月7日から公式サイト上で公開されている「学生♡スキ放題パーク!」と題したプロモーションだ。

 「並ばないから」「空いているから」「ライバルが少ないから」と、見事に自虐的な文言が並んでいる。

 

「並ばないから乗り放題」志摩スペイン村公式サイトより「空いているから映え放題」志摩スペイン村公式サイトより「ライバルが少ないから目立ち放題」志摩スペイン村公式サイトより

 

■「正直、反響にびっくりしています」 担当者が語る企画の意図

テーマパークとしてこのような広告を打ち出すことにためらいはなかったのか? このプロモーションを実施した経緯と意図について、志摩スペイン村の宣伝広報担当・足立康さんに聞いた。

 

━━このようなプロモーションを始めた経緯は?

そもそも、最初から自虐を狙っていた訳ではないんです。元々は5年前から学生に向けたプロモーションは行っていました。ただ、これまでは料金の安さを中心にPRをしていた。ただ、学生の来園者から、「コスパがよかった」「インスタ映え」「アトラクション乗り放題だった」などというの声がTwitterなどで多く上がっていたので、PRの視点を変えた結果、このような広告を打ち出すことになりました。

━━企画段階で、少々やり過ぎているという意見などは出なかったですか?

 リアルな声をストレートにお伝えしようというスタンスでしたので、企画の段階でも内部から批判の声などはありませんでした。真面目に事実を伝えようということでしたので、自虐だとは思っていませんでしたから。

━━反響については、どう感じているか?

正直、反響にびっくりしています。今回Twitterのトレンドに入ったことでスペイン村を知ってもらえたことは嬉しいですし、ありがたいです。プロモーションを始めてから集計はまだ出来ていませんが、例年と比べても学生の来園者は多いというのを肌感として感じています。ちょうど25周年のアニバーサリーイヤーですので、今回話題になったことをきっかけに来園者数も伸びてくれればいいなと思います。
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テーマパークとしてのウィークポイントを、あえてさらけ出したからこそ生まれた反響。自虐的な文言が目立つ斬新な広告の裏には、一人でも多くの人に来て欲しいという真っ直ぐな想いがあった。


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