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「ラインハルト様、なにやってんすか…」と大反響。パピコと銀河英雄伝説のコラボが斜め上すぎる(動画)

江崎グリコ(本社・大阪府)は11月9日、人気アイスクリーム「パピコ」と、SF小説が原作で1988年から2000年に放映されたアニメ「銀河英雄伝説」がコラボしたWEB動画「銀河エエ湯伝説」を公開した

動画は、お風呂上がりの忙しさに疲れた女性を、銀河英雄伝説の主要キャラクターの1人であるラインハルトがパピコによって癒すというストーリー。

ラインハルトの登場シーン

作品内では、宇宙を舞台に戦う原作をモチーフにしてパピコが戦艦のように連なり、宇宙を駆け、ビームを出すという異様な仕上がりとなっている。

ビームを出すパピコ

パピコと銀河英雄伝説という、まったく想定外のコラボはネット上で話題となった。

なぜこのような組み合わせとなったのか、江崎グリコの担当者に取材した。

担当者によると、今回の動画は30代から50代の男女を狙ったもの。

この世代に人気のあるアニメの中でも、銀河英雄伝説は宝塚歌劇で演じられたり、2018年にアニメがリニューアルされたりと話題に事欠かない。

2019年には映画も公開されるので、「話題性があると考えた」と語った。

「お風呂上がり」という設定については、秋から冬にかけて寒くなるとアイスクリームのイメージが薄くなる。

この季節に冷たいアイスを食べてもらうために「体が熱くなるお風呂上がりを狙った」という。

今回の意表を突くコラボについて、Twitter上では「リスペクト半端ないけどカオス」や「ラインハルト様、なにやってんすか…」など、原作ファンを中心に反響を呼んでいる。

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理想の上司vs.悪魔的起業家 ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』–高井浩章

「理想の上司像は?」という質問に、私は定番の答えをもっている。「パトレイバーの後藤さん」というのがそれだ。

 ゆうきまさみの『機動警察パトレイバー』(小学館)は、東京を舞台とする近未来SFマンガの傑作だ。多足歩行式ロボット「レイバー」が広く普及し、急増するレイバー犯罪に対処するため、警視庁が本庁警備部内に設置した「パトロールレイバー中隊」特車2課の活躍が描かれる。「後藤さん」はこの特車2 課の第2小隊を率いる後藤喜一隊長のことである。

「大人の世界」が作る味

 アニメ、実写と何度も映画化されたこのマンガが極上のエンターテインメントであることは、今さら指摘するまでもないだろう。掲載誌は『週刊少年サンデー』だったが、大人の鑑賞にも十分耐える。というより、大人でなければ十分味わえないほど、警察や企業など「大人の世界」の機微や緊迫感が作品の味を作っている。

 例えば、当時はテレビや映画でもほとんど取り上げられることがなかった警察組織内のキャリアとノンキャリの微妙な関係も、スパイスとして効果的に使われている。敵役のレイバー「グリフォン」の母体になる多国籍企業「シャフト・エンタープライズ」の社内抗争の綱引きも、戯画的ではあるが十分なリアリティーがある。多様なレイバーも技術発展の裏付けを持ったリアルな存在として描かれ、キャラクターの造形やそれぞれのドラマも丁寧で、恐ろしく完成度が高い。

「有事」に抜群の切れ味

 さて「後藤さん」である。

 このマンガの「表の主人公」は特車2課のレイバー98式AV(アドヴァンスト・ビーグル)、通称「イングラム」と女性操縦士である泉野明(いずみ・のあ)だ。彼女を中心とする若手の隊員たちの活躍と成長の軌跡がストーリーの軸なのは間違いない。

 だが、大人の読者がもっともシビれる登場人物は、後藤隊長だろう。

 昼行燈ともいわれる飄々とした風貌で、仕事は部下任せ、シリアスな場面でも不謹慎で乾いたジョークを連発する。「平時」は高田純次的ないい加減さを漂わせるこの中年男が、「有事」には抜群の切れ味をみせる。

 そのギャップに加え、「むき出しの肌のように敏感」と後藤が描写してみせる、ナイーブな若手隊員たちとの接し方の絶妙さが実に魅力的なのだ。

 野明やコンビを組む篠原遊馬(あすま)など20代の隊員たちは、次々にトラブルや「壁」にぶち当たる。後藤は、ある時には厳しい指導によって、またある時には対話や「飲みニケーション」で、部下の成長を促す。そうした場面では、後藤の警察官の社会的使命への真摯な姿勢と、諦念にも近い覚悟を持った現実主義者の顔がのぞく。

 隊員の士気を高めるべきとき、あるいは現場の判断を重視すべき局面では、組織内の手続きをすっ飛ばす決断力を発揮し、「上」との摩擦も辞さない。そして、隊員の不手際に際しては、組織の長として責任を取りながら、部下は責めず、むしろユーモアをもって柔らかく接し、「前」を向かせる。まさに「理想の上司像」ではないだろうか。

「組織のはみ出しモノ」

 この後藤と対峙する敵役、「シャフト」日本法人の企画7課課長の内海、別名リチャード・王(ウォン)も、後藤に引けを取らない魅力的なキャラだ。

 企画7課は表向きビデオゲームの開発を担っているが、実際には極秘プロジェクトとして戦闘用レイバー「グリフォン」を開発・製造している。「手段のためには目的を選ばない」男・内海は、企業の損得や倫理観などは眼中になく、「世界最強のレイバーを作り、それを見せびらかす」という自らの子供じみた欲望のため、当代最高性能を誇る特車2課の「イングラム」に挑戦する。

 新規プロジェクトに邁進する内海は社内起業家のような存在だが、会社からすれば悪魔のような異分子だ。開発資金が足りなければ社内システムをハッキングして使途不明金を不正流用し、グリフォンの少年パイロットは人身売買組織から調達。密輸やテロ支援もためらわない。反社会性は露わなのに、「世界最強のレイバーを作る」というビジョンと大胆な行動力に引っ張られ、エンジニアや企画7課のスタッフは内海と一蓮托生の道を歩む。この人材を引き付ける悪魔的な魅力も、スティーブ・ジョブスやイーロン・マスクなど狂気を宿した起業家に通じるものがある。

「パトレイバー」を傑作たらしめているのはこの後藤と内海というオジサンのキャラの立ち具合であり、2人の駆け引きや組織内遊泳術に作品の醍醐味がある。後藤と内海は直接対峙することはなく、終盤に電話で2度会話するだけだが、「組織のはみ出しモノ」という似たもの同士でもある両者の間には、物語を通じて因縁が絡み続ける。特に、ある事件を巡る電話での駆け引きは、緊迫感とユーモアのバランスが絶妙で、会話の流れや後藤の表情や仕草の描写が素晴らしく、漫画史に残る名場面といっても過言ではないだろう。

「ないもの」と「あるもの」

 オジサン2人の対決という本筋以外にも、この作品には「過去から見た未来像」と現実を比較するという楽しみ方がある。

 本作の時代設定は連載開始時1988年から10年後の近未来、つまり20世紀末となっている。今、その20年後の未来の目でみると、現実と比較して作中に「ないもの」と「あるもの」がパラレルワールドを覗き見するような興を与えてくれる。

「ないもの」の筆頭は携帯電話だ。堀井憲一郎は好著『若者殺しの時代』でテレビドラマを徹底検証し、携帯電話は「1989年に一部の人が使い始め、1995年にかなり出回り、1997年からみんなが持つようになり、1998年以降、持ってないことが許されなくなった」と簡潔にまとめている。『パトレイバー』の『サンデー』の連載は1994年に終わっている。自動車電話は何度か出てくるが、個人はまだポケベルどまりで、「すぐつかまらない」ことがしばしばトラブルの火種になる。つくづく、我々のコミュニケーションが「携帯以前」と「携帯以降」で様変わりしたのを感じさせられる。前述の後藤と内海の交渉シーンも、固定電話と公衆電話でなければ「味」が損なわれるだろう。

 逆に「あるもの」に目を向けると、本作の先見性には驚かされる。レイバーの性能を握るオペレーションシステムの対立という構図や、手の動作と連動したレイバーの操作系などのテクノロジーだけでなく、人手不足と外国人労働者受け入れ問題、自動運転の普及に伴う労働者側の失業への懸念、過激化する環境保護運動、日本の対テロ対策の甘さなど、その視野は社会問題にまで及んでいる。

 先見性という面では、巨大生物「廃棄物13号」事件のエピソードにみられる、「巨大怪獣と対決する政府・行政組織」という展開と撃退の決定打となる対抗策には、映画『シン・ゴジラ』の先行作という趣もある。

 今回、このコラムを書くにあたって再読した際には、第2小隊のまとめ役である熊耳武緒(くまがみ・たけお)の内海に対する愛憎半ばする複雑な思いが、意外なほど胸に響いた。ネタバレになるので詳細は避けるが、最終盤、熊耳が内海に「リチャード‼」と呼びかけるシーンが、強い印象を残した。不可解にも思える熊耳の一連の行動を説明しつくす、うなるような絶妙なセリフだ。ぜひ、本編で味わってみてほしい。

 映画版やアニメ版も一流のスタッフが腕を振るった秀作ぞろいで私も一通り見ているが、マンガ版がもっともバランスのよい娯楽作品に仕上がっていると思う。脇役も含め、魅力的なキャラクターたちに再会したくなると、ついつい再読してしまう。

高井浩章 1972年生まれ。経済記者・デスクとして20年超の経験があり、金融市場や国際ニュースなどお堅い分野が専門だが、実は自宅の本棚14本の約半分をマンガが占める。インプレス・ミシマ社の共同レーベル「しごとのわ」から出した経済青春小説『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』がヒット中。 noteの連載はこちら https://note.mu/hirotakai

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(2018年11月6日フォーサイトより転載)


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「めくる異文化交流」日本で暮らすアフリカ人青年の葛藤をコミカルに描いた漫画が話題に

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日本育ちのアフリカ人青年の体験をコミカルに描いた漫画『アフリカ少年が日本で育った結果』が今、Twitter上で話題を呼んでいる。

 この作品を生み出したのが、ある時は身長180cmの体をスーツに包んでビジネス街を闊歩し、またある時は謎のアフリカンカラーのTシャツ姿で漫画を執筆。さらには、流暢な関西弁まで操ってしまう星野ルネさんだ。カメルーン生まれで、4歳の時に母親が日本人と再婚したことを機に来日。兵庫県姫路市で暮らし始めた。

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 「日本に来たばっかりの頃はフランス語と部族の言葉をちょっとだけしか喋れなかった。でも、同じ白いキャンパスに同じクレヨンを持てば言葉は一切いらないんで、みんなとコミュニケーションが取れた。初めて日本の人たちと触れ合えた瞬間。だから絵を描くことが好きになった」。

 今年3月、作品をツイッター上に投稿したところ、「日本とカメルーンの文化が出会うことで起こる化学反応が面白い」「作者の洞察力と関西人要素がいい感じに効いてて無茶苦茶笑える」「自分が持ってる先入観に何度も気づかされた」と瞬く間に話題となり、フォロワー数は5か月で4万人を突破した。投稿にも工夫が光る。「だいたい朝方、5時から7時に投稿している」。Twitterへのアクセスが増える通勤・通学の時間帯を狙って毎朝投稿することで読者の習慣化を狙う。また、スクロールしなくても読めるよう、話は1ページ完結だ。

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 投稿から3か月後には出版の話も舞い込み、先月には単行本化された。編集を担当した毎日新聞出版株式会社の久保田章子さんは、「兄弟が外国人と結婚していて、甥っ子、姪っ子がハーフ。ルネさんの体験ってすごく参考になると思ったし、同じような境遇の子たちにも読んで貰いたいなと」と話す。無名の作家としては異例の注文数、紀伊国屋書店では棚の一番目立つところに置かれる破格の扱いだ。さらに、アマゾンの社会学カテゴリーではなんとランキング1位を獲得した。

■「葛藤とか悩み、違和感を楽しみながら分かってもらえる」

 今も1日1本のペースで作品を投稿しているが、ネタ切れの心配は当分ないという。「タレント活動もしているので、仕事用に面白い話をまとめてあった。それが数百本分溜まっている。なかなかテレビ出る機会もなかったので、それを漫画で発信していこうかなと思って。書いたことに対してリアクションがあるので、リアクションを経て、これも言いたいというふうに毎日思いつく」。

 「日本人が持つステレオタイプなアフリカ人像」をギャグを交えて伝えることで多くの人々を惹きつけていることについて、「日本って他の国と比べて、ハゲてるとか色が黒いとか、見た目をいじるギャグが多い気がする。僕は冗談だとわかるが、海外から来たアフリカ人は受け入れられないと思う。そういう感覚を知っていて欲しいし、それを伝えていくのが自分のできること」と話す。

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 「身体能力神話」と題したエピソードでは、運動会の短距離走で”黒人は足が速いから勝って当たり前”という無言の期待を寄せられ、3着という結果に驚く周囲の様子を描いた。「子どもの頃から黒人って勝って当たり前と思われている。実際、幼稚園から小学校3年くらいまでは1番だったし、いつの間にか自分もその神話を信じていた。でも、小学4年生くらいの時に3着になってしまった。周りは”え?ルネが負けた?”みたいになって。漫画には描いてないが、いろんな感情が込み上げてきて大号泣した」。

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 また、親しくなって間もない友人と車に乗った際に、遠くにある標識を読むよう言われたエピソードも描いた。視力は右が0.8、左が0.6のルネさんが読めないことを伝えると、友人は「アフリカの人って視力10.0くらいあるんじゃないの?」と驚いた様子を見せる。

 「僕は日本育ちだから日本の文化の事をよく知ってるし、悪意がないってことも分かるから、どういじられても優しく返せる。けど、ずっとアフリカや他の国で育った黒人がこういう質問をされると、差別されてるとか、嫌味で言われていると感じると思う。日本には僕以外にもアフリカ少年が沢山いると思う。ヨーロッパ少年も南米少年もおるやろし、アジア少年もおるやろし、北欧少年も。みんなアイデンティティ問題で悩んでいると思うので、僕の漫画がちょっとヒントになるかもしれない。日本人にも、僕らが抱えている葛藤や悩み、違和感を楽しみながら分かってもらえる。お互いがこれを読むとお互い半歩ずつ近付けて、日本社会のこれからの未来の役に立てるんじゃないか」。

■「半分ずつ、お互いがちょっとずつ譲っていくような社会になれば」

 社会学者で大正大学准教授の田中俊之氏によると、「ステレオタイプは誰もが持っている。社会のパターンを習得していく中で備わる。ステレオタイプに優劣の考えが加わると『偏見』が生まれ『差別』につながる可能性がある」とのことだ。

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 ルネさんと仲の良いタレントのパックンは「アメリカ人はみんな陽気だと思われているが、実際に陽気(笑)。でもそれだけじゃなくて、銃の問題など、いろいろな面で理解を深めれば、”外国人って怖くないんだ。案外人間同士として付き合えるものなんだな”となるはず。アフリカ人に対するハードルはアメリカ人よりも高いから、ルネさんは本当に大事な存在だと思う」と話す。また、タレントの宮澤エマは「自分が持っている常識みたいなものを覆された時に、自分が否定されたと考えるのではなく、”そういう人もいる。そういう考え方もある”と受け止められたらいい」と語っていた。

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 50人に1人は、在留外国人になっている日本。ルネさんは「外国人の方が増えてきて、急速に国際化しようみたいな動きがあるけど、それはちょっと違うと思っている。日本人には外国人に対して大目に見て欲しいと思うし、逆に日本に来る外国人には日本の文化を学んでから来て欲しいと思っている。半分ずつ、お互いがちょっとずつ譲っていくような社会になればいいんじゃないか」と語った。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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『本日わたしは炎上しました』打ち切り 過去の「ヘイトスピーチ」で謝罪、連載再開を予定していたが…

芳文社の月刊誌「まんがタイムきららMAX」が、掲載休止していた4コマ漫画『本日わたしは炎上しました』について、6月19日発売の8月号の掲載分をもって最終回とするとTwitterで発表した。

連載再開を予定していたが、作者と協議の上、連載終了の決定に至ったという。

【お知らせ】まんがタイムきららMAX連載作品「本日わたしは炎上しました」に関しまして、連載再開を予定しておりましたが、先生との協議の結果、8月号の掲載分を以って最終回とさせていただきます。作品を楽しみにしていただいていた皆様には大変申し訳ございません。

— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2018年7月27日

本作の作者は、漫画家の「どげざ」さん。『本日わたしは炎上しました』は、ネット上に動画を投稿し、再生数を稼ぐためにネット上で炎上することもいとわない女子高生が主人公のギャグ漫画だった。

連載「打ち切り」、きっかけは作者の過去の発言か

どげざさんは、漫画家としてデビューする前の2012年9月に、朝鮮民族に対する差別的な表現をTwitterに投稿していた。6月下旬になって、この時の投稿が問題視され、出版社への抗議を呼びかける動きが出ていた。

6月25日には、「私が過去に行ったツイートにより、特定の方々にご迷惑及びお騒がせしてしまったことをお詫び致します」として、以下のような声明を掲載した。

《私どげざの過去のツイートにて特定の人種への蔑称を使用しヘイトスピーチだと思われてしまう表現、及び特定の方々を不快にさせる表現を使用しご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

6年前の発言当時の私は19歳と若く、注目されることも無かった為に言葉を選ぶという最低限のマナーを欠いておりました。また、当時の発言が現在の特定の方々に影響を与え不快感を与えるとは思考が及ばずこのようにお騒がせする形となりました。

該当の2012年当時のツイート、及び現在に至るまでの私が行った蔑称を含む可能性のある不特定多数のツイートに関しましてはこれ以上不快な方を増やすことの無いよう削除という形で対処致します。

今後はこのような不用意な発言を自粛し不快に感じる方を増やさぬよう配慮し発言して参ります。改めまして、私どげざの過去の発言で特定の方々を不快にさせご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します。》

現在、どげざさんのTwitterアカウントは削除されている。


岡田将生が『昭和元禄落語心中』で主演。 ドラマ化は「生半可な気持ちではできない」

累計190万部を売り上げ、若者たちを中心に「落語ブーム」を巻き起こした雲田はるこさん原作の漫画「昭和元禄落語心中」ををドラマ化することをNHKが発表した。主人公の有楽亭八雲を演じるのは、俳優の岡田将生さん。NHK総合で10月12日から放送開始予定だという。

ただいま発表になりました。落語心中をNHKドラマにしていただくことになりました。嬉しいな!放送開始は今秋10月12日(金)夜10時。

落語のことを、みんなのことをまたご贔屓ご鞭撻のほど😊✨ pic.twitter.com/BdcgGd06m0

— 雲田はるこ (@KUMOHARU) 2018年7月4日

昭和を舞台にして、友情、ライバル、恋愛、家族、そして芸の道を描く本作は、本格的な落語が魅力の一つだ。シリアスで、時に泣ける人間模様は、それ自体が、まるで落語の人情話のようだ。

高度な芸が求められるこの役に挑戦する岡田さんは、「今、絶賛落語の稽古中」だという。今回の発表に際し、以下のようなコメントを発表した。

「このドラマのお話を頂いたときは正直迷いました。生半可な気持ちではできませんし、本当にこの作品の為に落語を知り、落語を愛さないとできないと思ったからです」

「しかし、僕が演じさせて頂く八雲という人物に、どんどん興味が沸き演じてみたい、やりたいと思う気持ちが強くなり、この役と心中したいと思いました。今、絶賛落語の稽古中です。知れば知るほど好きになっています。ぜひ楽しみに待っていてください」

他のキャストは?

岡田さんの他に、実力派俳優の出演が決定している。

与太郎:竜星涼さん

助六:山崎育三郎さん

小夏:成海璃子さん

みよ吉:大政絢さん

脚本は連続テレビ小説「マッサン」の羽原大介さん、演出にはAmazonPrimeで人気を博した「東京女子図鑑」のメガホンをとったタナダユキさんが名を連ねた。

監修は、「チケットが取れない落語家の1人」と名高い柳家喬太郎さんが務める。

「昭和元禄落語心中」とは?

女性向けマンガ誌「ITAN(イタン)」(講談社)で連載された雲田はるこさんの漫画。昭和の落語界を舞台に描く本作は『第17回 文化庁メディア芸術祭』マンガ部門優秀賞、『第38回 講談社漫画賞』一般部門受賞するなど、落語ファンのみならず多くの人々からの支持を得ている作品だ。

2016年、2017年にテレビアニメ化されると、山寺宏一さん、石田彰さんさんら声優陣が演じる本格的な落語が大きな話題を呼んだ。当時、落語寄席などに足を運ぶと、色々な噺家が「『落語心中』で落語を有名にしていただきまして…」などとユーモアを交えて語っていた。

桂歌丸さんの訃報で落語ファンに悲しみが走ったが、こちらは明るいニュースとなりそうだ。


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褒めてくれた人すら疑う「自己評価が低いひとのめんどくさい心模様」が話題 作者のねらい

イラストレーターのすぴかあやか(@spicagraph)さんがTwitterに投稿した「自己評価が低いひとのめんどくさい心模様」という漫画ツイートが話題を呼んでいる。

自己評価が低い人の思考プロセスを、壁に向かってボールを投げる人に例えて漫画にしたところ、「わかりみが深い」「わかりすぎて辛い」などのコメントが相次ぎ、5月11日時点で16万9000いいね、7万6000リツイートを集めている。

ある行動や挑戦を「ボール」に、他人を「壁」に見立てて、自分自身の価値を自分で認めることがなかなかできない人の心理を描いた。

・自己評価の低い人は、他人の褒め言葉でしか自分を評価できない

・凹むことがあると、褒めてくれた他人さえも疑ってしまう

・他人に褒められても自分自身の価値とは思わず、自分の行動している事がらが褒められていると思う

・他人に褒められても、「自分を褒めるなんて大丈夫?」とその人を疑ってしまう

こうした「あるある」を描いた漫画には、「これ俺だ…」「すべて同意」といった共感の反応の一方で、「どういう意味?」「わからない」といったコメントもあがった。

この漫画を投稿したすぴかあやかさんは、自身も「むかしから、とても自信がない人間」だという。ハフポスト日本版はすぴかあやかさんに取材した。

■この漫画を描こうと思った理由を教えてください。

他者からの評価によって少し自信を持てても、ふとしたことで落ち込み、「自分を評価してくれる人を少し疑ってしまう」ことがあります。

自分でもなぜだろう、と考えて、このモチーフを思いつき、ストンと納得できたので描いてみました。

■すぴかあやかさん自身は、自分を「自己評価が低い人間」だと思いますか?

わたしはむかしから、とても自信がない人間です。いつも「ここにいられるだけの価値がある人間」でいようとする癖があって、周りが自分に何を望んでいるのか、つい知りたくなってしまいます。

最近ではこういう気持ちを感情と切り離してモチーフに落とすことで、「なんだこんなものだったのか」と思えるようになってきました。

■かなりの反響が集まっています、どう感じていらっしゃいますか?

反響はかなり大きくて驚いています。「わからない」という方に「わかってほしい」と思って書いたわけではないので、わからなくてもそれでいいんです。

「わかる」と言ってくださる方が「自分だけじゃなかった」「なんだこれだけのことなんだ」と思えるといいなと思います。実際そういう声もいただいていて、それはとてもうれしいです。

自分にはボールが投げられない、返ってこない、という声もありますが、今回のわたしのように、思い切って投げてみたら何か返ってくることもあるかもしれません。


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《はしか》18歳で感染した女性「本気で命の危険を感じた」 体験マンガに反響

沖縄県で猛威をふるっている麻疹(はしか)。大人になってから発症すると重症化しやすいとされ、注意が必要だ。

18歳のときに感染したことがある女性が、自身の壮絶な体験を4ページのマンガにして4月30日、Twitterに投稿した。40度の熱が出て隔離入院。喉にも発疹ができて、飲食もできなくなり「本気で命の危険を感じた」と振り返った。

このマンガは、計4万5000回以上もRTされるなど、反響を呼んでいる。

■「より身近な問題として考えて欲しい」とマンガに

この漫画を投稿したWebエンジニアで主婦の墨田しろさんに5月1日、メール取材した。以下はそのやり取りだ。

—– 今回の漫画を描いたきっかけは?

沖縄でのはしかの流行が各地に広がりだし、GWに差し掛かる事で被害が拡大する恐れを抱きました。経験談を漫画にする事により、より身近な問題として考えて欲しいと思いました。

—– 読者の方に一番強く訴えたいことは何でしょうか?

はしかにかかる事がよくわかっていない方に、はしかの恐ろしさを知って欲しいことです。

—– 計4万5000回以上もRTされてますね。

RTして下さるのをとてもありがたく感じております。ありがとうございます。はしかへ感染する方が、一人でも減る事を望んでいます。


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