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『本日わたしは炎上しました』打ち切り 過去の「ヘイトスピーチ」で謝罪、連載再開を予定していたが…

芳文社の月刊誌「まんがタイムきららMAX」が、掲載休止していた4コマ漫画『本日わたしは炎上しました』について、6月19日発売の8月号の掲載分をもって最終回とするとTwitterで発表した。

連載再開を予定していたが、作者と協議の上、連載終了の決定に至ったという。

【お知らせ】まんがタイムきららMAX連載作品「本日わたしは炎上しました」に関しまして、連載再開を予定しておりましたが、先生との協議の結果、8月号の掲載分を以って最終回とさせていただきます。作品を楽しみにしていただいていた皆様には大変申し訳ございません。

— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2018年7月27日

本作の作者は、漫画家の「どげざ」さん。『本日わたしは炎上しました』は、ネット上に動画を投稿し、再生数を稼ぐためにネット上で炎上することもいとわない女子高生が主人公のギャグ漫画だった。

連載「打ち切り」、きっかけは作者の過去の発言か

どげざさんは、漫画家としてデビューする前の2012年9月に、朝鮮民族に対する差別的な表現をTwitterに投稿していた。6月下旬になって、この時の投稿が問題視され、出版社への抗議を呼びかける動きが出ていた。

6月25日には、「私が過去に行ったツイートにより、特定の方々にご迷惑及びお騒がせしてしまったことをお詫び致します」として、以下のような声明を掲載した。

《私どげざの過去のツイートにて特定の人種への蔑称を使用しヘイトスピーチだと思われてしまう表現、及び特定の方々を不快にさせる表現を使用しご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

6年前の発言当時の私は19歳と若く、注目されることも無かった為に言葉を選ぶという最低限のマナーを欠いておりました。また、当時の発言が現在の特定の方々に影響を与え不快感を与えるとは思考が及ばずこのようにお騒がせする形となりました。

該当の2012年当時のツイート、及び現在に至るまでの私が行った蔑称を含む可能性のある不特定多数のツイートに関しましてはこれ以上不快な方を増やすことの無いよう削除という形で対処致します。

今後はこのような不用意な発言を自粛し不快に感じる方を増やさぬよう配慮し発言して参ります。改めまして、私どげざの過去の発言で特定の方々を不快にさせご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します。》

現在、どげざさんのTwitterアカウントは削除されている。

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「炎上ではなく灯火を」世界を幸せにする広告を集めた企画展が開催

広告による「炎上」を目撃する機会が増えた。特にジェンダーをめぐる表現は、既存の価値観のままでいたい人たちと、より良い社会を目ざし、変化を求める人たちとの間で、分断がより広がっているようにも感じる。

しかし、視線を移してみると、その分断を繋ぎとめようと社会に語りかける広告も、世の中にはたくさん生み出されている。

「こうこくは、こうふくのそばにいなくちゃね」というキャッチコピーが目を引く企画展「世界を幸せにする広告 – GOOD Ideas for GOODII -」が、東京・汐留の「アドミュージアム東京」で開催中だ。そこには、世界中でさまざまな社会課題の解決にチャレンジする広告が展示されていた。

社会に気づきを与えるアイデア

2016年に第1回が開催され大きな反響を呼んだ。2回目となる今年のテーマは「Humanity(人間性)」。

誤解や偏見、老いや苦痛があっても自分らしく生きる人たちに勇気を、社会に気づきを与えるアイデアがちりばめられていた。

その中でもLGBTをはじめ、ジェンダーやセクシュアリティをテーマにした展示も多く収集されていた。その中からいくつか印象的だったものを紹介したい。

「大問題 #愛は平等」(The Big Deal #EqualLove)/シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ

ある一家の誕生日パーティ。皆バーベキューソースをかけている中、突然息子が立ち上がり「僕はトマトソース派なんだ」と打ち明ける。驚愕する家族、激昂する父。しかし、父は思い悩んだあと息子を抱きしめる。
この映像の秀逸な点は、トマトソース派であることをカミングアウトした息子のとなりにいる同性のパートナーの存在が、特に違和感のない日常の風景として描かれている点だ。ラストを締めくくるメッセージは「ささいな違いを大きな問題にすべきじゃない」。

「プラウドワッパー」(PROUD WHOPPER)/バーガーキング

バーガーキングがサンフランシスコのPRIDE PARADEに合わせて実施したキャンペーン。販売された「Proud Whopper」についてお客が中身を聞いても、店員は「わかりません」の一点張り。食べてみるといつものハンバーガーと違いがわからない。ところが、食べ終えると包み紙には「We are all the same inside(私たちみんな中身は同じ)」の文字が。その人を包むものが何であれ、みんな同じ人間だというメッセージだった。

この性を生きる。/東海テレビ放送

性の多様性をテーマに東海テレビが制作した映像。セクシュアルマイノリティの当事者やその家族へのインタビューをまとめたもの。

「残されなかった思い出」(Nobady’s Memories)/PFLAGカナダ

古いホームビデオのような結婚式の映像がいくつも流れてくるが、これらは全て架空の映像だ。もし同性婚があったら残されたであろう「思い出」を描いた作品。

「無限の勇気」(Unlimited Courage)/ナイキ

トランスジェンダーとして初めてアメリカ代表選手となったクリス・モージャーの挑戦を取り上げたナイキのキャンペーン動画。

「#もっと女性を」(#MoreWomen)/Elle UK

社会の要職に女性を増やすためのキャンペーン「#MoreWomen」。フォトショップを使って世界中のテレビ番組や政府の会議の写真から男性を消去してみたという映像だ。

5月19日は、会場2階のライブラリーで、人が「本」となり読者と対話するヒューマンライブラリーも開催。トランスジェンダーやゲイの当事者ら3名が各々の人生や想いを語った。次回は6月23日(土)、視覚や聴覚に障害のある方々が登壇する予定だ。

炎上ではなく「灯火」を

展示はジェンダーやセクシュアリティに関するもの以外にも、障害や年齢、人種、環境などさまざまなテーマに関する広告が展示されていた。思わず時間を忘れてしまうほど、ひとつひとつの広告作品に心動かされた。

炎上は一瞬とはいえ、痛みや怒りを感じる広告の方がどうしても記憶に残りやすい。しかし、最後までじんわりと心に残り続けるものは、きっとひとりひとりの灯火となって、その人のアクションへと繋がっていくのではないかと思う。

炎上ではなく、そんな灯火となるような広告が増えていって欲しい。

「世界を幸せにする広告 – GOOD Ideas for GOODII -」はアドミュージアム東京で7月14日(土)まで開催。


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ワコールのPR記事とツイートに批判の声「女性差別以外の何ものでもない」「偏見とハラスメントを凝縮したような表現」【UPDATE】

衣料品メーカー「ワコール」の公式アカウントの一つ「ワコールブランド」が投稿したツイートが物議を醸している。

これ下着?と驚くようなパンツから、
東北美人に後ろから抱かれているような感じのシャツまで
夏にピッタリのアイテムに干場氏もヤミツキ!#wacoal#wacoalmen#干場義雅#forzastyle

— ワコールブランド (@wacoal_now) 2018年5月11日

これ下着?と驚くようなパンツから、
東北美人に後ろから抱かれているような感じのシャツまで
夏にピッタリのアイテムに干場氏もヤミツキ!

ツイートでは、ワコールの男性下着ブランド「WACOAL MEN」のスポンサード記事を紹介。記事は、講談社のファッションWEBマガジン「FORZA STYLE」が配信している。同媒体について講談社は「仕事もファッションも遊びもスマートな40男、”スマフォー”に向けたWEBマガジン」と説明している

ツイートに登場する「干場氏」とは、FORZA STYLE編集長の干場義雅氏。紹介された記事内ではワコールのMD(マーチャンダイザー)と対談。記事では、以下のような会話が紹介されている。

池田:この生地を折り返すことでズレにくくするっていう手法はワコールが特許を取ってます。実際に触るまでわからないとは思いますけど、全然裾がズリ上がってこないんです。そしてポイントの2つめなんですが、素材にナイロンを使っていまして。60ゲージのハイゲージのものを。

干場:うわ、触るとすごいツルツル。これはエロいですね!

池田:エロいんですよ(笑)。シルクみたいな肌触りなんですよね。ワコールはやはり女性発信のものも多くて、こういう生地は今まで女性が好みがちだったんですけど、最近は男性もそこに追いついてきたようなイメージです。

干場:すごいモチ肌の女性に抱かれているような感じですね。

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池田:これも春夏に適したメッシュ素材です。仕事終わりに穿いてジムに行ったりしてほしいですね。最初にも話に出ましたけど、スーツスタイルも普段のアウターも細めになってきていますけど、下着の段差が出ちゃったらダサいじゃないですか? なので、今回リコメンドした”トルネード設計パンツAir”と”さらパン”は、裾がこのフリーのカッティングになっていて。すっと細身のスタイルでもウェアにひびきにくいんです。

干場:なるほど、何と言うか女性の下着みたいになってきてるんですね。僕、ブラとかもシルクカシミアのすごいハイゲージのニットとかを着けてる女性、好きなんですよ。でもブラジャーがレースとかでボコボコってしてると、あ、この人レースのブラジャー着てるんだなってわかっちゃう。良いとこでもあるんですけど、楽しみにしときたいじゃないですか。そういうことですよね?

池田:そういうことですかね、そういうことですね(笑)。ちゃんとつながりましたね。

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干場:確かに触るとひんやり冷たくて、すごく気持ちいいですね。東北美人に後ろから抱かれているような感じ。

池田:後ろから抱かれてるシリーズですね(笑)。

干場:今回の松竹梅、いつになくめちゃくちゃエロくないですか(笑)。もちろん、これも買いますよ。

池田:ありがとうございます!

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こうしたツイートとスポンサード記事の内容に対して、「女性下着の日本最大手企業としての企業イメージを毀損する表現」「偏見とハラスメントをギュっと凝縮したようなキャッチフレーズ」などと批判の声が出ている。

■「女性差別以外の何物でもない」と批判の声

「ワコールブランド」のツイートに対しては、「なぜ東北美人という女性を持ち出す必要があるのですか?」「男性の購買意欲を高めるための『もの』として『女性』を使おう、使っても良いという発想、女性差別以外の何物でもありません」などと、女性差別的な表現であると指摘する声が出ている。

また、「女性は男性の為の道具とみなして扱う事を是とする、という御社のお考えがよくわかりました」「女性下着の日本最大手企業としての企業イメージを毀損する表現」といった声も。

加えて、「偏見とハラスメントをギュっと凝縮したようなキャッチフレーズ、素敵です」と皮肉る意見や「こんな広告見たら、もうワコール買いたくない」など、不買を表明するツイートもあった。

スポンサード記事に対しても「ロッカールームトークのような下劣な会話が大企業の製品プロモーションとして衆人環視のWebにのせるに値すると判断したのならあまりにも思慮に欠けています」と批判の声が出ている。

ハフポスト日本版は、株式会社ワコールの広報・宣伝部にツイートやスポンサード記事の企画意図、今後の対応などについてFAX取材を申し込んでいる。


【UPDATE】(2018/05/14 1:50)
講談社「FORZA STYLE」に掲載されていた「WACOAL MEN」のスポンサード記事が、削除されたことがわかった。


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『午後ティー女子』のイラストが炎上。キリンに対して「顧客を悪く描いて何が楽しいのか」の声

キリンビバレッジ株式会社が4月26日にTwitterに投稿した「#午後ティー女子」のイラストに対し、「女性客をバカにしている」「不愉快」「二度と買いたくない」などの声が続出している。

4月は出会いの季節!ですが、みなさん新生活には慣れましたか!?
みなさんの周りにいそうな #午後ティー女子 を イラストレーターのつぼゆりさん(@tsuboyuri_)に、描いてもらっちゃいました! 確かに、私の周りにもいる…かも!?#いると思ったらRT#私だと思ったらFav#午後の紅茶pic.twitter.com/NVDbRTzyxu

— キリンビバレッジ♪ (@Kirin_Company) 2018年4月26日

「みなさんの周りにいそうな #午後ティー女子」と題されたイラスト。

自社製品「午後の紅茶」を飲んでいそうな女性として、「モデル気取り自尊心高め女子」「ロリもどき自己愛沼女子」「仕切りたがり空回り女子」「ともだち依存系女子」と名付けられた4種類の女性像を、それぞれの特徴を説明するコメントとともに紹介。

「確かに、私の周りにいる…かも!?」と思ったらリツイートしてほしいと呼びかけた。

このイラストが「午後の紅茶」が好きな女性を揶揄していると受け取った人から、戸惑いの声や怒りの声が続出。

「午後の紅茶を買ってる女性を馬鹿にしてるようにしか見えない」、「顧客を悪く描いて何が楽しいのか」「企画段階で誰もストップをかけなかったのが理解できない」などと顧客への向き合い方を疑問視する声や「イラストを見て不快になり正直買いたくなくなりました」、「女性をモノ化し、批判し、馬鹿にしている広告ですね。(中略)残念ですがもうKIRINの商品買いません」などの不買を表明する声があがった。

今回の「午後ティー女子」を描いたつぼゆりさんは、シニカルなタッチで女性を描く作風が特徴的なイラストレーター。

一部、批判的な声があったものの、「キリンに依頼されて描いてるんだから悪くないでしょ」「つぼゆりさんは今後もご自身の芸風を大事にしてほしい」といった擁護派のコメントがあがった。

ハフポスト日本版は、キリン株式会社コーポレートコミュニケーション部に企画意図や今後の対応について取材を申し込んでいる。返答があり次第、追記する。

【UPDATE(5月1日 午前10時30分)】 キリンビバレッジは「午後ティー女子」のツイートを削除し、謝罪した。 1日午前10時に投稿された謝罪ツイートでは、「お客様にご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした」と綴られた。

この度、キリンビバレッジ公式アカウントにおける午後の紅茶の投稿について、お客様にご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。
多くのお客様からのご意見を受け投稿を削除いたしました。今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後の活動に活かして参ります。

— キリンビバレッジ♪ (@Kirin_Company) 2018年5月1日

【UPDATE(5月1日 午前11時05分)】 キリン株式会社コーポレートコミュニケーション部の担当者によれば、当該のツイートは「午後の紅茶に親しみを感じていただくためにイラストレーションを活用した」企画であった。

企画段階から「しかるべき社内手続き」をしていたが、こうした炎上は予期できていなかったという。 「お客様を不快にさせてしまった結果を真摯に受け止め、削除いたしました」と語った。


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