熱中症


No Picture

5月に、35度超えの猛暑日? 運動会での熱中症対策と応急処置法は…

2019/05/24 05:48 ウェザーニュース

今週末は5月としては近年にない厳しい暑さとなる見込みで、場所によっては35℃を超える猛暑日の可能性もあります。

土日は運動会という学校も多いでしょう。真夏に比べて暑さに慣れていない時期ということを考慮すると、熱中症の危険性が高まります。運動会ではどのような熱中症対策をとればよいのでしょうか。

 

暑さに慣れていない時季は要注意

熱中症に詳しい横浜相原病院(神奈川県横浜市)の吉田勝明院長は「暑さに慣れていない時季に急激に気温が上昇すると、体は気温上昇についていけず、熱中症を発症しやすくなります」と話します。

では、運動会当日に熱中症を避けるにはどうしたらよいのでしょうか。吉田院長は次のようにアドバイスします。

▼こまめな水分・塩分補給
水分・塩分、経口補水液などのペットボトルを持ち歩き、のどの渇きを感じなくても、こまめに補給する

▼吸水性や速乾性のよい下着にする
汗をまんべんなく吸収して体温上昇を抑えられるように、吸水・速乾性のよい下着にしましょう

▼できるだけ日差しを避ける
帽子をかぶったりして直接日差しがあたるのを避ける。休憩中などはなるべく日陰で過ごすことを心がけましょう

▼天気予報をチェックする
天気だけでなく気温や湿度にも注目しましょう

▼体調不安があれば無理をさせない
子どもの健康状態の観察を欠かさないようにしましょう

▼初期症状を見逃さない
めまい・吐き気・ふらつき・頭痛・手足の筋肉の痛みやけいれんなどがあれば、直ちに応急処置をして、必要なら病院へ搬送しましょう

 

熱中症の応急処置法とは?

それでも児童生徒が熱中症になったら迅速に処置しください。呼びかけに意識がなかったら、救急隊を要請し、到着を待つ間も普段どおりの呼吸がなかったら心肺蘇生(心臓マッサージ)を実施し、普段どおりの呼吸があれば涼しい場所に移動させて脱衣と冷却を行います。

一方、呼びかけに対して意識がある場合は、脱衣と冷却、そして水分を自分で摂取できれば水分・塩分を補給しますが、水分を自分で摂取できない場合は医療機関に搬送するようにします。

なお、意識の有無にかかわらず、熱中症が疑われたら早急に体温を下げる必要があります。具体的には霧吹きなどで腕や足に水をかけて扇風機やうちわで風を当てる、氷のうなどが用意できれば、首・脇の下、太ももの付け根に当てましょう。

この日のために児童生徒が練習を積み重ね、家族が声援を送り、楽しい思い出になる運動会です。くれぐれも熱中症に油断しないようにしましょう。

【関連記事】  
 

No Picture

尾木ママ「土日の運動会は延期にしてーー」 30度を超える5月の猛暑、熱中症を懸念

学校の運動会、体育祭シーズンに、5月としては稀に見る暑さが襲ってきている。

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が5月24日、公式ブログで「土日の運動会は延期にしてーーほしい」と呼びかけている。

この時期、週末に運動会・体育祭を予定している学校も多いが、急な気温上昇で本番・練習中に児童や生徒が熱中症で倒れる事態が相次いでいる。

この週末は特に暑さが厳しくなる見込みで、東京でも30度以上が予想され、地域によっては35度を超える猛暑日となる可能性もある。 

尾木さんは、こうした猛烈な暑さを踏まえて、「日陰のないグランドでは更に3、4度高くなる可能性もあります!」と注意喚起。

子供の安全や命を守ることが第一優先の原則に則り、「予行演習も含めて、無理は禁物です!中止も視野に入れましょう!」と呼びかけた。

「学校は子どもたちの安全第一。視野を広げて正しい判断をしたいですね?」と念押しした。

熱中症をめぐっては、福井県鯖江市の小学生29人が5月17日に、新潟長岡市の小学生26人が23日、それぞれ運動会の練習中に病院に搬送された。

東京都板橋区の高校でも23日、体育祭中に生徒14人が熱中症の症状を訴え、体育祭が中止となった。


No Picture

「冬の五輪でやれば?」「当然の意見」東京五輪の暑さを危惧する医師会、マラソンの開始時間前倒しを要望

「いっそのこと、冬の五輪でやれば?」「当然の意見だと思う」 以前から危惧されていた、東京五輪の開催期間の暑さ…。この度、日本医師会と東京都医師会が、午前7時に設定されている男女のマラソンの開始時間を、…




連日の猛暑に海外メディアも同情「壊滅的な天気が日本を苦しめている」

噴水で遊ぶ子どもたち

連日猛威を振るう日本の記録的記録的な暑さは、国内だけでなく、海外メディアも注目している。BBCやワシントンポストなどが、日本の猛暑について「焼け付くような気温」「無慈悲な暑さ」などと報じている。

BBCは7月21日、「日本の猛暑、焼け付くような気温で警報」という見出しで記事を掲載。「(熱中症による)死者が出るほどの猛暑に、日本は注意・警戒を余儀なくされている」などと伝えた。

18日に岐阜県多治見市で記録した40.7度の最高気温や、観測史上初めて京都で7日連続で38度を超えたことに加えて、愛知県豊田市で小学1年の男児が熱中症で死亡した件にも触れた。

ワシントンポストは、「日本を襲う記録的な長期間におよぶ猛暑」というタイトルで、「集中豪雨に続く過酷な暑さで、壊滅的な気候が日本を苦しめている」と報じた。

世界中の異常気象を観察しているフランスの天気予報士や世界気象機関のツイートを紹介しながら、日本各地で過去最高気温を記録しているほか、全927の観測地点のうち200地点で35度を超える猛暑となった日があったと伝えた。

🌡️#canicule#Japon🇯🇵#Japan#heatwave🔥
18-JUL-2018
nouveaux records…

absolus :
40.6°C Mino
39.7 Toyota
39.7 Mino-kamo
39.6 Ibigawa (égalé)
38.3 Kameyama

mensuels :
40.7°C Tajimi (le +chaud au Japon en juillet depuis 1933)
39.6 Gifu
39.2 Nagoya
39.1 #Kyoto
38.0 Nara
https://t.co/b9oZKkRXxw

— Etienne Kapikian (@EKMeteo) July 18, 2018

After the deluge, the #heat. This map from Japan Meteorological Agency shows the extremely high temperatures in the country after the devastating #Japanfloods. 200 out of 927 stations recorded more than 35°C on 15 July pic.twitter.com/oJKUDIZSAw

— WMO | OMM (@WMO) July 17, 2018

ロイターは、「日本を覆う厳しい暑さ」というタイトルの記事を掲載。過去の猛暑について触れ、「2014年の7月にも、213地点で(今年と)同様の焼けるような気温を観測した」などと伝えた。

アルジャジーラは、「日本(の夏)は気温が高く湿気も多いが、ここ最近の天気は、かつてないほど長期間におよぶ無慈悲な暑さが続いている」と報道。

さらに、この猛暑が、2020年夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックでも心配されているとも伝えた。


東京で今年最高気温を記録。名古屋も39.5度で更新

愛知県豊田市(22日 13時44分)

1週間以上続いている厳しい暑さ。今日22日(日)も、西日本や東日本は高気圧に覆われて晴れていて、15時までに、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台など、全国233地点で最高気温が35℃を上回り、猛暑日となりました。

東京では35.6℃、名古屋では39.5℃、仙台では36.7℃と、多くの地点で今年の最高気温記録を更新しています。

▼15時までの最高気温ランキング

 八幡(岐阜)  39.8 ℃

 名古屋(愛知) 39.5 ℃

 豊田(愛知)  39.3 ℃

 揖斐川(岐阜) 39.3 ℃

 美濃(岐阜)  39.1 ℃

 多治見(岐阜) 39.1 ℃

 岐阜(岐阜)  38.8 ℃

 舞鶴(京都)  38.8 ℃

 大府(愛知)  38.7 ℃

 伊勢崎(群馬) 38.6 ℃

 美濃加茂(岐阜)38.6 ℃

最高気温が35℃以上の猛暑日を観測した地点数は全国233地点となり、今年の最高となっています。全観測点927地点のうち約4分の1の地点で猛暑日となっていることになります。

暑さのピークは正午より遅れてやってきます。熱中症に厳重に警戒してください。

▼主要都市の予想最高気温

 名古屋 39 ℃

 前橋  38 ℃

 岐阜  38 ℃

 京都  38 ℃

屋外でのレジャーでは熱中症対策が必須です。屋内でも冷房を利用してこまめに水分を摂るようにしてください。急ぎでない外出は暑さが緩む朝晩がおすすめです。

また、豪雨被害が大きかったエリアで復旧活動や避難をされている方は、周囲の方と声を掛け合い、出来る限りの対策を行ってください。

>> 熱中症危険度を確認

>> ピンポイント天気・気温予報

2018/07/22 15:06

【関連記事】



木下優樹菜が学校の熱中症対策に問題提起「水筒持ち込み禁止とか…」「職員室はクーラーついてる」

タレントの木下優樹菜さんがインスタグラムを更新し、学校の熱中症対策に対しての疑問を綴りました。子を持つ親としての率直な意見に対して、共感する声など様々な声が寄せられています。 いまだに、水筒持ち込み禁…


CLOSE
CLOSE